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2025年06月14日土曜日
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Google Cloud大規模障害でSpotify・Snapchatが同時ダウン!数千件の接続不能報告、勤務時間直撃で大混乱

Spotify・Snapchatに接続障害 Cloudflareは「一部のみ影響」

Spotify(スポティファイ)など、Google Cloudのインフラを利用している複数のサービスで数千件規模の接続障害が発生していたことが確認された。

米メディア「テッククランチ」などの報道によると、12日午前11時(日本時間13日午前4時)頃から、SpotifyやDiscord(ディスコード)、Snapchat(スナップチャット)、さらにCloudflare(クラウドフレア)の一部サービスで不具合が発生したという。Google Cloud側は問題を認識し、すでに調査と復旧作業に着手していると明らかにした。

今回の障害は、Google Cloudのインフラを利用している複数のサービスで同時多発的に発生したとされており、一部のAIコーディングアプリやコミュニケーションサービスにも影響が及び、ユーザーの不便が続いている。

引用:imagetoday*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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Cloudflareは、自社サービスの一部のみがGoogle Cloudを利用しているため、影響は限定的だったと発表した。SpotifyはGoogle Cloudのステータスをリアルタイムで監視しており、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は今回の障害による影響は受けていないと強調した。

障害情報を集約するサイト「Downdetector(ダウンディテクター)」には、同日の午後以降、数千件規模の接続障害の報告が寄せられた。特に、米国の正午頃という勤務時間帯に発生したため、利用者の混乱が大きかったとみられる。

Google Cloudは、問題発生から約3時間後にサービス復旧の手続きを開始した。なお、Microsoft Azure(マイクロソフト・アジュール)は今回、異常な兆候は確認されていないという。

Cloudflareは「今回の事態はGoogle Cloudの障害によるものだ」とし、「影響を受けたのは一部のサービスのみで、基幹インフラは正常に稼働していた」と説明した。Spotifyも「現在、Google Cloudの状況を注視している」とコメントしている。

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