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【北朝鮮】ロシア支援説も浮上…金正恩の目の前で転覆した新型駆逐艦、6月中の復旧なるか

川田翔平 アクセス  

引用:38ノース
引用:38ノース

2日に撮影された北朝鮮・清津(チョンジン)港の衛星写真で、事故を起こした駆逐艦が垂直に立てられている様子が確認された

先月21日、金正恩総書記の臨席のもと清津(チョンジン)造船所で行われた進水式中に座礁した「崔賢(チェヒョン)級」とされる5,000トン級の新型駆逐艦が、修理のため一時的に立て直され、ロシア国境近くの羅津(ラジン)港へ移動したことが、衛星写真で確認された。

12日、自由アジア放送(RFA)は、米戦略国際問題研究所(CSIS)傘下の北朝鮮専門メディア「Beyond Parallel」の報告を引用し、当該艦がラジンの第28造船所に移送され、船体を水上で修理するための乾ドック(graving dock)に固定されたと報じた。

修理に先立ち、排水作業が進められており、垂直発射ミサイルシステム、砲塔、マスト、その他の上部構造物などの主要設備は、網で覆われるなどして外部に露出しないよう対策が施されている。

この艦船は2日に北朝鮮当局によって立て直された様子が衛星写真で確認されており、8日には北東部の羅津港に移動したことが改めて把握された。

専門家らは、第28造船所が40年以上にわたり北朝鮮海軍の大型艦船を建造・改造してきた拠点であることから、当該艦の修理がここで進められていると分析している。ただし、艦体全体の損傷状況については今後さらに精査が必要であるとみられている。

北朝鮮は6日、「専門家による艦体全体の状態再検査を経て、次段階の復旧作業に入る」とし、「精密な復旧作業は羅津港の施設で7~10日間行われる予定である」と主張した。

米CNNも同日、ラジン港に移送された駆逐艦の衛星写真を公開し、北朝鮮がロシアの支援を受けて艦体修理を進める可能性を報じた。羅津港はロシアに近く、北朝鮮単独では難しいとされる音波探知装置などの修理において、地理的優位性を活かして支援を受けられる可能性があるという。

ただし、韓国合同参謀本部のイ・ソンジュン公報室長は9日の記者会見で、「北朝鮮がドック整備を行うとしたため、ドックのある羅津港に移動したとみられる」と述べる一方で、「ロシアの技術支援が実際に必要かどうかは今後の分析が必要だ」と指摘した。

また、船体を立て直す際に浮力のある風船状の物体が使われたという38ノースの分析について、「主にクレーンなどの機材を使用したものであり、仮に浮力の補助があったとしてもその効果は限定的だった」と評価した。

5日にも定例ブリーフィングで、「清津港で傾いていた北朝鮮の艦艇が今週初めに立て直されたことを確認した」とし、「水没していたため、排水作業などの追加作業が進行していると把握している」と述べた。

さらに「艦体の損傷および変形の程度により、修理内容と所要期間は変わり得る。今後の運用にも影響を及ぼす可能性がある」として、「詳細な分析にはさらなる時間が必要である」との見解を示した。

合同参謀本部の関係者も、「当該駆逐艦は2日に立て直され、我が軍はその日のうちに確認した」と述べ、「主にクレーンと他の船舶を動員して立て直されたと把握している」と補足した。

進水中に転覆し損傷したこの新型駆逐艦は、比較的短期間で修理される可能性もあるが、船底に損傷(穿孔)があり浸水していた場合、完全復旧には数か月を要するとの見方も出ている。

金正恩総書記は事故を現地で直接目撃しており、関係者の処分を命じたうえで、「無条件で6月中に復旧を完了せよ」と厳命したとされている。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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