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北朝鮮、電磁波封鎖の中で「夜間極秘移動訓練」!韓米の精密打撃に備え生存性強化

織田昌大 アクセス  

引用:労働新聞
引用:労働新聞

北朝鮮軍が最近、韓米連合軍によるミサイル基地への精密打撃を想定し、移動式ミサイル発射台(TEL)を夜間に極秘で移動させる作戦訓練を行ったことが伝えられた。

この訓練部隊は、電磁波放出を抑える「EMCON(Emission Control)」状態で、電子機器を一切使用せず、事前に定められた時刻表と移動経路に従って機動作戦を遂行した。

北朝鮮専門メディア「デイリーNK」によれば、北朝鮮軍は7日、平安南道(ピョンアンナムド)成川郡(ソンチョングン)一帯で戦略軍ミサイル部隊によるTELの夜間機動訓練を極秘裏に実施したという。

同メディアは、身元保護のため匿名を要求した北朝鮮内部の軍関係者の話として、「今回の訓練の目的は、我が軍(北朝鮮軍)のミサイル基地に対する韓米連合軍の精密打撃という戦時状況を想定し、ミサイル戦力の対応と準備態勢を点検することにあった」とし、「予期せぬ変数への適応力を検証する実験的な性格が強かった」と伝えた。

さらに「今回の作戦訓練指示は最高司令官(金正恩氏)の命令として下達されたが、異例にも戦略軍司令部指揮部を経由せず、該当旅団指揮部に直接下されたことが異例だった」と今回の訓練の特異点を説明した。

最高司令部は、電磁波放出制御について「現代戦において、ミサイル戦力の生存性を確保できる戦術である」と強調し、「固定式ミサイル基地が敵の攻撃で破壊された状況下でも、移動式ミサイルシステムを独立運用する能力の習得が重要である」と指示した。

訓練は、TELの識別可能性を最小限に抑えつつ、独立して分散機動し、相互の位置情報共有なしに個別に隠蔽地を占有する方式で進められた。これは、有事の際のTEL運用ミサイル部隊の隠密機動および戦時生存能力、核報復能力を試験したものと評価されている。

しかし、現場では課題も浮き彫りになった。一部の部隊では、夜間の視界確保の困難や地形認識の不足により、指定された隠蔽地点に時間内に到達できず、発射姿勢を確保できなかったため、再移動を命じられた事例もあったという。

情報筋は、「各TELを定められた時間内に隠蔽地点に到達させ、発射態勢を確保する訓練だったが、一部は夜間機動中に道路状況などで到着時間が遅れ、最高司令部から不合格評価を受けた」と伝えた。

また、北朝鮮軍内部では、「室内で地図上で行ったシミュレーション訓練と実戦的な機動訓練の間に大きな乖離がある」との反応があり、一部のTEL運用技術者が突発的な状況に対する判断力の欠如が露呈し、即時の戦術修正が避けられなかったという現実的な評価も出ていると情報筋は付け加えた。

このような作戦訓練方式は、過去にも韓国軍によって部分的に把握されている。韓国国防部は2024年版国防白書で「北朝鮮がミサイルの生存性を高めるため、分散・機動・隠蔽戦術を反復練習中」と分析・記述している。

引用:朝鮮中央テレビ
引用:朝鮮中央テレビ
引用:朝鮮中央テレビ
引用:朝鮮中央テレビ
織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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