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2025年06月25日水曜日
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コロナ「第2の波」警戒高まる!タイで新型コロナ感染急増、1週間で7万6千人超が新規感染

引用:depositphotos

タイでは最近、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の感染が急速に拡大している。

17日、現地メディアのバンコク・ポストとネーションは、タイ保健省疾病管理局(DDC)の報告を引用し、「先週8日から14日までの1週間で、全国で新たに7万6,161人のコロナ19感染者が報告され、40人が死亡した」と伝えた。

新規患者のうち、7万2,166人が入院し、3,995人が外来治療を受けた。地域別では、この期間中に首都バンコクで1万7,945人の感染者が確認され、最多となった。タイのコロナ19患者数は24週連続で増加しており、最近はさらに急激な増加傾向が見られる。

今年に入ってからのコロナ19による死亡者数は今月初めまでに114人だったが、わずか1週間で154人に急増した。今年の新規感染者数は合計47万6,584人に達した。

保健当局は、人が密集する場所でのマスク着用とワクチン接種など、予防措置の厳守を呼びかけている。タイ・チュラーロンコーン大学のティラ·ウォラタナラト(Thira Woratanarat)教授はSNSを通じて「過去4週間でコロナ19によりタイで116人が亡くなった」と述べ、「これは季節性インフルエンザによる死亡者数の29倍に相当する」と指摘した。

一方、韓国のコロナ感染状況はまだ顕著な拡散を見せていない。今年第22週(5月25日~31日)時点で、韓国内の病院級医療機関221か所のコロナ19入院患者数は105人で、毎週100人前後の水準を維持している。ウイルス検出率は昨年3月以降から減少していたが、第20週(5月11日~17日)から増加に転じ、8%前後の水準を維持している。

しかし、昨年夏にはコロナ19患者数が7月最終週の456人から毎週増加し、8月第3週には1,441人でピークを迎えた。現在、中国、タイ、台湾などでコロナ19が流行していることから、油断できないとの見方が出ている。

これを受け、韓国の疾病管理庁は夏季のコロナ19患者増加に備え、65歳以上の高齢者や免疫不全者、感染リスクの高い施設の入院・入所者など、ハイリスク群を対象にコロナ19ワクチンの無料接種を実施している。

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