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2025年06月22日日曜日
ホームニュース「IAEAの目をすり抜けた?」…イスラエルが“空爆に踏み切った決定的情報”とは

「IAEAの目をすり抜けた?」…イスラエルが“空爆に踏み切った決定的情報”とは

「核兵器開発が間近に迫る」と判断

引用:X
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イスラエルが13日(現地時間)、イランの核施設などに先制攻撃を行ったのは、イランが相当量の核物質を隠匿し、同国の主要な核科学者らが軍首脳部と接触を図ろうとしているとの情報を入手したためと見られる。イスラエルはイランの核兵器開発が間近に迫っていると判断し、米国など同盟国と情報を共有した上で、イランへの空爆を開始したとされる。

英エコノミスト誌は18日、事情に通じた匿名の情報筋の話として、イスラエルがイランは国際原子力機関(IAEA)の監視網を回避して相当量の核物質を貯蔵しているとの結論に至ったと報じた。IAEAは9日、イランが公式に高濃縮ウラン400kgを保有していると発表したが、これ以外にも追加の核物質が隠されていたという。

また、イスラエルの情報機関は、イランの核開発プログラムの中核を担う科学者らが核兵器開発の加速を図っているとの情報も入手していたという。特に、これらの科学者がイラン革命防衛隊空軍の首脳部と接触する予定であることも把握していた。エコノミスト誌は、イスラエル軍がこの会合を核開発における「ルビコン川渡河」と見なしたと説明している。

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