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【ロシア軍大打撃!】ウクライナ軍、ロシア防衛の要・ドローン工場を精密攻撃!戦力に深刻打撃か

望月博樹 アクセス  

引用:ウクライナ軍
引用:ウクライナ軍

ウクライナ戦争でロシア軍の戦力の大部分を占めてきたドローンの主要生産工場が、ウクライナの空爆により被害を受けた。

ウクライナ国家安全保障国防委員会傘下の偽情報対策センターの所長、アンドリー・コバレンコ氏は25日(現地時間)、「前日、ロシア南西部ロストフ州タガンログの軍需産業団地の重要拠点で爆発が発生した」と発表した。

攻撃を受けたタガンログは、ロシアの主要防衛施設が集中する産業都市だ。同地のドローン工場では、ロシアが開発した中高度・長時間滞空型のオリオンドローンをはじめ、戦闘ドローンの主要部品や一人称視点(FPV)攻撃ドローン、ドローン制御用の電子戦システムなどが生産されているとされる。

24日、ウクライナ軍はロシア各地を標的としたドローン攻撃を実施。攻撃対象にはウクライナ国境に近いロストフ州タガンログも含まれていた。

公開された映像では、タガンログの施設で大規模な爆発とともに火柱が上がる様子が確認できる。別の映像では、タガンログの暗い夜空を横切る攻撃用ドローンとみられる物体が映っている。

ロストフ州のユーリー・スリュサール知事はテレグラムで、タガンログでの被害を認め、「住宅2棟とスポーツ施設1棟、学校1棟が被害を受けた」と述べたが、ドローン工場での爆発については言及しなかった。

ロシア当局は、ウクライナ東部と国境を接するロストフを含む複数の地域で、夜間にウクライナのドローン攻撃が相次いだと発表した。ロシア国防省は「クリミア半島を含む複数の地域でウクライナのドローン40機を撃墜し、ロストフ地域でも7機を撃墜した」と伝えた。

引用:フェイスブック
引用:フェイスブック

2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻で始まったこの戦争で、ドローンは現代戦の必須兵器としての地位を確立した。戦争初期、ロシアはイランから供給されたシャヘドドローンを投入し、ウクライナで多くの犠牲者を出した。3年以上続く戦争で、ドローンは両国にとって心臓や手足のような役割を果たしてきた。

ウクライナはこれに触発され、後れを取りながらもドローン開発に乗り出した。現在ウクライナは、最大3kgの弾頭を搭載可能で、米国のスイッチブレード300の5倍の威力を持つFPV自爆ドローンや、ジェットエンジンを搭載したドローン(パリャニチア)などを保有している。

同時にウクライナは、ロシア国内でのドローン生産を阻止し、軍事インフラを弱体化させるため、ロシア本土の主要軍事施設などを精密に狙った攻撃を継続している。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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