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2025年07月01日火曜日
ホームニュースIT・テック「W杯予選敗退の代償?」中国でAIロボットだけのサッカー大会、“技術誇示”に躍起

「W杯予選敗退の代償?」中国でAIロボットだけのサッカー大会、“技術誇示”に躍起

引用:ドウイン@cctv_video
引用:ドウイン@cctv_video

北京で開催された「ロボットサッカーリーグ」の決勝戦で、清華大学のチーム「THUロボティクス」が中国農業大学の「山海チーム」を5対3で破り、初代王者に輝いた。この大会は中国で初めて、AIヒューマノイドロボットのみで構成されたサッカーチーム同士が対戦する形式で実施され、人間の介入は一切なかった。

試合では、ロボットが自律的に視界20メートル以内のボールや味方、ゴールを認識し、戦術を判断してゴールを狙う。ルールはユースサッカーを模しており、前後半10分、5分間の休憩を挟みながら、各チームは3体の先発ロボットと1体の交代要員を使い試合に臨んだ。

主催者はこの大会を「中国初のAIロボットサッカー大会」と称し、「技術革新と実用的な産業応用が融合した象徴的イベント」とその意義を強調した。

なお、8月15日から17日までの3日間、北京では世界各国のヒューマノイドロボットが集う国際スポーツ大会が開催される予定。陸上競技、体操、サッカー、団体ダンスなど、計11種目がラインアップされており、ロボットたちの「アスリート化」が現実味を帯びてきている。

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