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2025年07月04日金曜日
ホームニュース「7人が行方不明」米・独立記念日用の花火倉庫で“火炎地獄”、避難命令と救助隊出動で現地大混乱!

「7人が行方不明」米・独立記念日用の花火倉庫で“火炎地獄”、避難命令と救助隊出動で現地大混乱!

引用:ニューシス
引用:ニューシス

1日夜、米カリフォルニア州の農村地域エスパルトにある花火倉庫で大規模な爆発が発生し、周辺の森林や農地に火災が拡大した。

現地当局は、少なくとも7人が行方不明となり、周辺住民に対して強制避難命令を発令したと2日に明らかにした。

報道によれば、救急隊、消防、捜査関係者らは倉庫の所有者とともに現場の対応にあたっており、ドローンを活用して広範囲にわたる行方不明者の捜索を行っている。

ただし、被害者が倉庫関係者なのか住民なのかは、まだ特定されていない。

爆発の直後、現場付近の道路は封鎖され、住民には速やかな避難が指示された。

倉庫に保管されていた大量の花火が一気に引火し、巨大な爆音とともに炎が噴き上がり、周辺の建物1棟が倒壊したという。

エスパルトは、州都サクラメントの北西およそ64キロに位置する小都市で、ヨロ郡に属する。

爆発の原因は依然不明で、調査が続けられている。

ヨロ郡保安官事務所は「火災は沈静化したものの、熱が残っており、爆発物の専門チームが現場に入るには時間がかかる」と説明。

現場の温度が下がった後に、本格的な事故調査が開始される予定となっている。

火災は倉庫周辺の農地にも延焼し、被害面積は33ヘクタールに及んだ。

州消防局(Cal Fire)は2日、この倉庫の所有者が花火取扱いの正式許可を取得していたとし、「今回のような爆発火災は極めて珍しいケース」との見解を発表した。

ギャビン・ニューサム州知事の事務所も、事故調査のために州兵の陸軍および空軍部隊を派遣したと公式サイトで公表している。

問題の倉庫には、ヨロ郡のほか隣接するサッター郡、ユバ郡の独立記念日(7月4日)向けの大量の花火も保管されていたことが明らかになった。

各郡の行政担当者らは、「保管されていた花火はすべて失われ、代替品の確保に奔走している」とコメントしている。

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