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2025年07月04日金曜日
ホームニュースクアッド、共同声明で「北朝鮮核開発」と「中国の強圧行動」非難!レアアース中国依存にも懸念表明

クアッド、共同声明で「北朝鮮核開発」と「中国の強圧行動」非難!レアアース中国依存にも懸念表明

1月の会議とは異なり、北朝鮮・中国への言及が増加

レアアースは経済安全保障と直結」

引用:The Daily Sentinel
引用:The Daily Sentinel

アメリカ、日本、オーストラリア、インドの4カ国安全保障協議体「クアッド(Quad)」の外相らが会合を開き、北朝鮮のミサイル発射と核兵器開発を非難するとともに、レアアースの供給網多角化について協議した。

ロイター通信によると、4カ国の外相は1日(現地時間)、ワシントンDCで会合を開き、共同声明を発表した。声明では、「北朝鮮は国連安全保障理事会の対北制裁決議に違反して弾道ミサイルを発射し、核兵器開発を継続することで不安定な安全保障環境を作り出している」と指摘し、「朝鮮半島の完全な非核化を再確認し、北朝鮮に制裁決議の遵守を求める」と表明した。

今回の声明には、1月21日の会合とは異なり「朝鮮半島の非核化」という表現が盛り込まれた。また、北朝鮮や中国など敵対国への言及も比較的多かった。声明では「武力や強圧によって、東シナ海と南シナ海の現状を変更しようとする行為に強く反対する」とし、「海洋資源開発の妨害、航行および上空飛行の妨害、軍用機や海上警備隊、海上民兵による危険な挑発行為、特に南シナ海での放水など、地域の平和と安定を脅かす行為」を批判した。

さらに「レアアース供給の急激な縮小と今後の安定性に深い懸念を表明する」とし、「主要鉱物とその派生品の生産を特定の国(中国)に依存することは、我々の産業を経済的圧力や供給網の混乱にさらす」と指摘した。また、「レアアース供給網の確保と多角化を目指し協力する」とし、「これは経済安全保障と共同の強靭性を強化するための措置である」と付け加えた。

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