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2025年07月13日日曜日
ホームニュース【秘蔵音声公開】「ウクライナ侵攻ならモスクワ爆撃、台湾なら北京爆撃」...選挙資金集めイベントでトランプが語った「軍事強硬戦略」

【秘蔵音声公開】「ウクライナ侵攻ならモスクワ爆撃、台湾なら北京爆撃」…選挙資金集めイベントでトランプが語った「軍事強硬戦略」

「ウクライナや台湾を侵攻すればモスクワ・北京を爆撃」と警告

当該音声は最近出版された書籍『2024』で初公開

引用:depositphots

CNNは8日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領が2024年の大統領選挙に向けた非公開の資金調達イベントで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領および中国の習近平国家主席に対して、軍事的な強硬メッセージを伝えたとされる音声録音を公開した。

CNNが入手した録音によると、トランプ大統領は2024年の選挙資金調達イベントにおいて、「プーチン大統領に対し『ウクライナを侵攻すればモスクワを爆撃する。選択肢はない』と警告したことがある」と語っている。また、「プーチン大統領は最初は信じていないようだったが、少なくとも10%くらいは本気にしていたようだった」と付け加えた。

さらにトランプ大統領は、習主席にも同様の警告を伝えたと主張した。「台湾を侵攻すれば米国は北京を爆撃する、と伝えたら、習主席は私のことを狂っていると思ったようだった。だが、何の問題もなかった」と述べたという。

また、トランプ大統領は移民擁護のデモに参加する留学生に対して「全員を国外追放する」と述べ、「追放すればデモも終わるだろう」と断言した。

これに対し、ある支援者が「いずれ学生デモ参加者たちがこの国を動かす立場になる」と懸念を示すと、トランプ大統領は「私を当選させてくれれば、デモを主導する若者世代を25~30年後退させる」と強硬な対応を約束した。

この音声は、ニューヨークとフロリダで開かれた2024年大統領選挙の資金調達イベントで非公開に録音されたもので、トランプ大統領が公の場では明かしていなかった外交戦略を支援者に率直に語る内容が含まれている。

音声の一部は、最近出版された書籍『2024: How Trump Retook the White House and the Democrats Lost America(原題)』を通じて初めて明るみに出ることとなった。

CNNは、これらの発言を通じて、トランプ大統領が自身の強硬なリーダーシップと差別化された政策方針をアピールし、支持者の結束を図ろうとした狙いがあると伝えている。

ただし、これらの発言の真偽や、実際に外交ルートを通じてプーチン大統領や習主席に伝えられたかどうかについては確認されていないと報じられている。

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