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2025年07月15日火曜日
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【停戦協議が暗礁に】ハマスとPIJが警告「ガザ完全撤退なき交渉は無意味」イスラエルの頑な態度が障害に

引用:Newsis
引用:Newsis

ガザ地区のハマスとパレスチナ・イスラム聖戦(PIJ)は13日(現地時間)、今後イスラエルとの間接交渉を通じて戦争を終結させる必要があるが、その前提条件としてイスラエル軍のガザ地区完全撤退、全ての検問所の再開、ガザの再建が不可欠だと表明した。

Newsisの報道によると、この対話内容はハマスとPIJ双方の代表者が会談した場で交わされたという。ハマスが発表した声明によれば、会談の場所は明らかにされていない。

ハマス側からはシューラー評議会議長のムハンマド・ダルウィーシュが、PIJ側からは事務局長のジヤード・アル・ナカラが出席したことが明らかになった。

声明は「両派の代表者は、現在国際仲介者とイスラエルの間で進行中の交渉の状況や、イスラエル側が停戦・和解のために提示した提案の内容について協議した」と述べている。

そのうえで、いかなる和解案も、多くの命を奪い、民間人に甚大な犠牲を強いたこの戦争を一刻も早く終結させたいというパレスチナ人の切実な願いに応えるものでなければならないと強調している。

また、カタールのドーハで進行中のイスラエルとハマスの間接交渉は現在「決定的に重要で複雑な局面」に入っており、ハマス筋の情報によると、イスラエル側の非協力的な姿勢が最終的に会談を頓挫させる可能性があるという。

ハマスと聖戦側の代表者らは、イスラエルの会談への対応が停戦交渉の最大の障害となっており、特に「軍撤退に関する地図」でイスラエルが強硬かつ非協力的な態度を崩していないと強調した。

この会談について語ったハマスの高官筋は、現時点では、まずイスラエル軍が1月時点の前線まで撤退し、その後交渉が進展した段階でガザ地区全域からの完全撤退を保証すべきだと述べている。

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