
「これが本当にiPhone?中国製の偽物みたいだ」。ネット上ではそんな声が飛び交っている。
Appleが今年秋に発表予定の新型スマートフォン「iPhone17」シリーズの試作機が、ITリーカー「Majin Bu」氏によってSNS上に流出した。カメラの形状を含め、背面デザインが大幅に刷新されており、そのインパクトのある姿に賛否が分かれている。

MacRumorsなどの報道によると、iPhone17 ProおよびPro Maxモデルには上部に大きな長方形のカメラバンプが搭載される見通し。従来の正方形から倍近いサイズに拡大されており、3眼カメラの配置は変わらないが、見た目の印象が一変する。
また、軽量・スリム志向に合わせて、従来の「Plus」モデルの代わりに新モデル「iPhone17 Air」が投入されるとみられる。このAirモデルはレンズが1つのみで、Proシリーズに比べてカメラバンプも小型化される予定だ。
この新デザインを巡っては「ダサすぎる」「もう18が出るまで今のを使う」といった否定的な声が相次いでおり、SNSでは論争に発展している。一方で、「最初はダサく見えても、使っているうちに慣れる」というApple流デザイン戦略を評価する声も根強い。実際、2019年のiPhone11シリーズも当初は「IHコンロみたい」と揶揄されながらも、発売初日に13万台を超えるヒットを記録した。

今回のiPhone17シリーズは、標準・Air・Pro・Pro Maxの4モデル展開になると予測されており、特にカメラ性能が大幅に強化される。前面カメラは従来の1,200万画素から2,400万画素に倍増し、Proモデルでは望遠カメラが4,800万画素にまで引き上げられるという。
さらに、Appleの独自AI「Apple Intelligence」を搭載するため、RAM容量も拡張される。Airを含む上位モデルでは12GB、標準モデルは従来通り8GBとなる見込みだ。
Appleが再び「変化」を武器にヒットを生み出せるのか…注目の発表は9月に予定されている。
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