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2025年07月22日火曜日
ホームニュース大学施設にミサイル数発を発射、数十人が死亡 イスラエル軍、ガザで空軍・空挺部隊による爆撃 “テロ組織の排除”と主張

大学施設にミサイル数発を発射、数十人が死亡 イスラエル軍、ガザで空軍・空挺部隊による爆撃 “テロ組織の排除”と主張

引用:ニューシス
引用:ニューシス

イスラエル軍が20日(現地時間)、ガザ地区南部ハンユニス市西部にある大学施設を空爆し、少なくとも14人が死亡した。死者の中には民間防衛本部の職員1人も含まれていた。『新華社通信』がパレスチナ筋の情報として報じた。

現地の目撃者によれば、攻撃対象となった施設はアル・マワシ地区に位置し、当時避難民が滞在していたという。イスラエル軍はこの建物に向けて少なくとも1発以上のミサイルを発射したとされる。

救急隊は現場から回収した遺体と負傷者を病院へ搬送したと伝えられている。犠牲となった民間防衛本部の職員はハニ・アル・ダブール氏で、他の複数の隊員も負傷した。現地当局は、「イスラエルの戦争犯罪を止め、活動中の救助隊員を保護してほしい」と国際社会に訴える声明を発表した。

イスラエル国防軍(IDF)は同日、第36師団に所属する空挺部隊員が空軍戦闘機と連携してハンユニス上空からの攻撃作戦を実施したと発表。作戦ではテロ組織の構成員や軍事施設、武器庫、爆発物などを排除したと主張している。

イスラエルは3月18日の一時停戦終了後、ガザでの軍事作戦を再開。以降、これまでに8,066人のパレスチナ人が死亡し、2万8,939人が負傷した。ガザ地区保健省によれば、2023年10月の戦争開始からの累計では、死者は5万8,895人、負傷者は14万980人に達したという。

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