
米実業家イーロン・マスク氏が率いるAIスタートアップ「xAI」は、NVIDIAチップ搭載の大規模AIスーパーコンピューティング・インフラ整備のため、最大120億ドル(約1兆7,551億1,726万円)の資金調達を計画している。
23日(現地時間)、米ウォールストリート・ジャーナルの報道によると、xAIはバロー・エクイティ・パートナーズと連携し、貸し手からの資金調達を進めており、この資金は高性能NVIDIA GPUの購入に充てられる見込みだ。
これらのNVIDIAチップは、xAIに再リースされ、AIチャットボット「Grok」や、より大規模な言語モデルの訓練に活用される予定である。
マスク氏はSNS「X」で、「xAIが現在、23万個のGPU(うち3万個はNVIDIA製GB200 AIチップ)を用いてGrokの訓練を行っている」と投稿した。
さらに、55万個のGB200およびGB300チップを搭載した新たなスーパークラスタープログラムが間もなく稼働することも明かされた。

別の投稿では、xAIが5年以内にH100相当のAIコンピューティング能力を5千万台分に拡張する計画であると述べた。
また、xAIは企業価値を1,700億〜2,000億ドル(約24兆8,622億〜29兆2,408億円)と評価できる新株発行計画を検討している。
今月初め、AIインフラ拡張のため、100億ドル(約1兆4,620億400万円)の資金調達計画を発表していた。このうち50億ドル(約7,310億200万円)は負債によるもの、残る50億ドルは戦略的資本からの調達とされている。
当時、マスク氏は「xAIには資金調達の計画はなく、十分な資本を保有している」と明言していた。
xAIの野心的な計画は、OpenAIやアルファベット傘下のGoogle、中国のディープシーク(DeepSeek)などの競合他社がインフラを拡充する中で、グローバルなAI開発競争が激化していることを示している。
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