
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が米国を訪れる前日の17日(現地時間)、ロシア軍がウクライナに弾道ミサイル攻撃を行った。
『ロイター通信』によると、ウクライナ東部ハルキウのイホール・テレホフ市長は同日午後11時ごろ、ロシア軍が発射した複数のミサイルが工業地区の住宅街に着弾したと発表した。市長は「13歳の少女を含む8人が負傷し、12棟の建物が倒壊した」と述べた。
ウクライナ当局によれば、国境に近いスームィやノヴァ・カホウカ、南部オデーサなどハルキウ以外の都市にもミサイルが着弾した。ウクライナ軍は「ロシアのミサイルやドローンによる攻撃は増加しており、当面続く見通しだ」としている。
ゼレンスキー大統領は18日、ワシントンでドナルド・トランプ米大統領と会談する予定。これに先立ち、トランプ大統領は15日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談したが、戦争終結に向けた具体的な合意は示されなかった。
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