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「3者首脳会談へ準備加速」3年半続いたウクライナ戦争、ついに最終和平協定なるか…トランプ氏「平和の可能性に大きな喜び」と強調

織田昌大 アクセス  

トランプ「1~2週間以内に結論」

ゼレンスキー「領土問題はプーチン氏と協議」慎重姿勢

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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ドナルド・トランプ米大統領が、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領との3者会談を仲介する意向を示した。3年半に及ぶウクライナ戦争が最終的に和平協定へつながるのか、注目が集まっている。

トランプ大統領は18日(現地時間)、ゼレンスキー大統領や欧州7カ国の首脳と2度にわたり会談した後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、ウクライナ、フランス、フィンランド、イタリア、英国、ドイツ、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)の指導者らとホワイトハウスで会合を持ち、ウクライナへの安全保障について協議したと明らかにした。トランプ氏は「この安全保障は欧州各国が米国との協力を通じて提供することになる」と述べ、「全員がロシアとウクライナのための平和(協定)の可能性に非常に満足している」と強調。安全保障の第一の責任は欧州にあるとしながらも、米国が関与していることを明確にした。

さらに会談の終盤、プーチン大統領に電話をかけ、ゼレンスキー大統領との2者会談を調整し始めたことを紹介。開催場所は未定だが、「2者会談の後に自分を含めた3者会談が行われる」と説明した。

ロシアの『RIAノーボスチ通信』は、大統領府関係者の話として、プーチン大統領とトランプ大統領がロシア・ウクライナ代表団間の直接会談継続に同意したと伝えた。『タス通信』も、双方がウクライナ情勢やその他の緊急課題について緊密に連絡を取り続けることで一致したと報じた。

ゼレンスキー大統領は会談で「多くの国々がウクライナを支持し、我々は全員、戦争の終結を望んでいる。米国がこのように強力なシグナルを送ったことは非常に重要だ」と述べ、トランプ大統領が安全保障を言及した点を高く評価した。ただし、領土譲歩の問題については直接的な立場を示さず、「領土問題はプーチン大統領との2者会談、あるいはトランプ大統領を含めた3者会談で協議する」とした。

英紙『フィナンシャル・タイムズ(FT)』は、ウクライナがロシアとの和平協定後に米国の安全保障を得る条件として、1,000億ドル(約14兆7,800億円)規模の米国製兵器を購入することで合意したと報道。さらにウクライナと米国が、ウクライナ企業と共同でドローンを生産するための500億ドル(約7兆3,900億円)規模の契約を結ぶ予定だと伝えた。ウクライナは欧州の財政支援を受けてこれらの費用を負担する見通しだという。

波乱なく終了した2者会談

ゼレンスキー大統領は午後1時すぎホワイトハウスに到着し、トランプ大統領との2者会談に臨んだ。2月に破談に終わった前回の会談を意識したのか、双方は互いに礼を尽くし、現実的な選択肢を議論する姿勢を示した。ゼレンスキー氏は「我々は毎日攻撃を受けている。戦争を止めなければならない」と訴え、プーチン大統領を交えた3者会談に臨む用意があると強調した。また、米欧に対して武器、訓練、情報支援など「あらゆる支援」が必要だと要請した。

欧州7カ国の首脳もこの日、ゼレンスキー大統領の訪米に合わせてホワイトハウスを訪れ、ゼレンスキー・トランプ両首脳の2者会談終了後に多国間会談に参加した。

トランプ大統領はゼレンスキー大統領との会談中、記者団の質問に「彼ら(欧州)が第一防衛線だ。彼らが欧州にいるからだ」と答えつつ、「しかし我々も支援する。我々は関与する」と述べた。また「(ウクライナに)非常に良い保護と非常に良い安全を提供する」と強調し、「恒久的な平和を実現する」と和平構想を改めて確認した。

トランプ氏が今年1月の大統領就任以来、ウクライナの安全保障に関与する意志を明確に打ち出したのは今回が初めてだ。15日にはプーチン大統領とアラスカで会談した後、欧州各国首脳と協議し、関与の姿勢を伝えていた。今回欧州首脳がホワイトハウスに集まったのは、前回のような会談決裂を防ぐと同時に、米国の安全保障関与を改めて確認し確約させる狙いがあった。

トランプ大統領はこの日の会談で「今日すべてがうまくいけば3者会談が開かれるだろう。その場合、戦争を終わらせる現実的な機会が訪れる」と述べ、調整が進んでいることを示唆した。さらに「1~2週間以内に、この問題が解決に向かうのか、それとも恐ろしい戦闘が続くのかが分かるだろう。我々は終結のため全力を尽くしている」と語った。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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