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2025年08月20日水曜日
ホームニュース「交渉の最中だよね?」会談を前に激化する攻撃…プーチンは和平条件提示、相次ぐ空爆に死傷者多数

「交渉の最中だよね?」会談を前に激化する攻撃…プーチンは和平条件提示、相次ぐ空爆に死傷者多数

引用:BBC
引用:BBC

ドナルド・トランプ米大統領とウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領の会談を前に、ロシアによる攻撃が続いている。ゼレンスキー大統領は安全保障の確保が不可欠と強調した。

CBSやAFPなどによれば、ロシアは週末から18日(現地時間)にかけて、キーウ、ハリコフ、ドネツク、ドニプロペトロフスク、オデッサ、スミなどウクライナ各地に一連の空爆を行った。この攻撃で多数の死傷者が出た。

ハリコフでは5階建てのアパート団地がロシアのドローン攻撃を受け、少なくとも7人が死亡した。犠牲者には生後1年6か月の幼児と16歳の少年が含まれていた。

ザポリージャではロシアのミサイル攻撃により3人が死亡し、20人が負傷した。オデッサではエネルギー施設が攻撃を受けた。ゼレンスキー大統領はSNSで、この施設がアゼルバイジャン企業の所有だと明らかにし、「ウクライナだけでなく、アゼルバイジャンとの関係やエネルギー安全保障そのものへの攻撃だ」と指摘した。

この日の攻撃はゼレンスキー大統領とトランプ大統領の会談を前に行われた。これに先立ち、ウラジーミル・プーチン露大統領は15日、トランプ大統領と会談し、ウクライナのドンバス地域放棄を柱とする和平交渉の条件を提示した。

ゼレンスキー大統領は今回の攻撃を「冷笑的で示威的な空爆だ」と非難し、「ロシアはワシントンで終戦に関する会談が行われることを承知している。そして、戦争に加担した見返りを受けることは断じて許されない」と強く語った。

この日の攻撃について「信頼できる安全保障が必要とされる理由だ」と強調し、さらに「戦争は必ず終結しなければならない。『止まれ』と言われるべきはロシアだ」と述べた。

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