メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ドイツ、6カ月の「自発的」兵役を推進…充足できなければ“徴兵制復活”も ロシアの暴挙が欧州全体を追い詰める

織田昌大 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ドイツ内閣は27日(現地時間)、ロシアによる安全保障上の脅威に対応するため、「自発的」な6カ月間の兵役制度を導入する法案の草案を承認した。

『ロイター通信』によると、この法案は志願兵役制度を通じて現在約10万人の訓練済み予備役を倍増させ、一部の志願者は現役勤務に誘導する方針だ。特に志願兵だけで防衛軍を十分に確保できない場合、徴兵制を再導入する可能性を明記している。

これは2022年のロシアによるウクライナ侵攻以降、脅威が高まるなかで国防力を強化する狙いがある。ドイツは2011年に徴兵制を廃止して以来、兵員目標の達成に苦戦してきた。

ボリス・ピストリウス国防相は、ウクライナ戦争後にNATO(北大西洋条約機構)の兵力目標を満たし、国防力を引き上げるため、2030年代初頭までに現行18万人の兵力を26万人に増員する計画を示した。

同相は27日の記者会見で「ロシアの攻撃的な姿勢を踏まえれば、連邦軍を拡充することは不可欠だ。強力な兵力を備えたドイツ連邦軍(Bundeswehr)があってこそ、ロシアに対する全体的な抑止力を信頼できる」と強調した。

今回の法案は、自発的兵役制度を通じて年間募集目標を2026年の2万人から2030年には3万8,000人へとほぼ倍増させることを掲げている。この数値を達成できなかった場合、政府は議会の承認を経て徴兵制を再開できることを明記した。

また法案にはすでにいくつかの義務的要素が盛り込まれている。すべての若者は18歳になると、兵役の意思や能力に関するオンライン調査票に回答しなければならない。これは潜在的な入隊候補者を詳細に把握するための措置である。

一方、フリードリヒ・メルツ首相の連立与党パートナーであるピストリウス国防相の社会民主党(SPD)の議員らは、徴兵制復帰よりもまず連邦軍(ブンデスヴェーア)を魅力的な雇用先にすることが優先だとして反対の立場を示しており、法案が議会を通過するまでには曲折が予想される。

国防省によれば、ここ数年は地域での広報活動を強化し、新たな兵力募集センターを開設した結果、今年1〜7月末までの新規志願者数は前年比28%増の1万3,700人に達した。国防省は「ここ数年で最も大きな増加幅だ」と強調している。

その一方で、同日夜に行われたロシアの大規模ミサイル攻撃により、ウクライナの首都キーウでは子ども1人を含む10人が死亡、38人が負傷した。ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ドナルド・トランプ米大統領が戦争終結に向け動くなかで、ロシアはどのような外交的対応を取るつもりなのか、すでに全世界に示した」と非難した。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「焼失した故郷を元に戻す!」20億ドルの宝くじ当選者、“故郷復活プロジェクト”へ巨額投資
  • 【エロ解禁】ChatGPTに“成人向け機能”登場!AIと“大人の会話”楽しめるバージョン、12月リリースへ
  • トランプ氏、「ガザ和平会議」で“失礼発言”連発!面前で“お気に入り・不満首脳”を暴露、会場騒然
  • 米中貿易摩擦再燃もトランプ氏「米中関係は改善する」と自信、「APEC首脳会談」は計画通り開催へ
  • 日本の20代~40代、老後不安で「貯蓄から投資」へ!NISA非課税メリットで“投資ブーム”到来か
  • 「戦争が止むと虐殺が始まった...」停戦後も混乱続くガザ、トランプ計画の「ハマス武装解除」は現実的に困難か

こんな記事も読まれています

  • フォード「ブロンコEV」登場…BYD電池搭載、キャンピング仕様で中国市場に挑む
  • 【人気爆発】4年待ちの「ランドクルーザー」、値上げしても完売続出…“売れるから強気”
  • フェラーリでもポルシェでもない…伝説俳優マックイーンが最後まで愛した「ハドソン・ワスプ」が競売へ
  • 【スバル覚醒】「インプレッサ魂」がEVで蘇る!独自開発の高性能ヘイローモデル計画始動
  • 【小さな番人】毎晩、眠れぬ飼い主をそばで見守り続けるポメラニアンの愛情に胸キュン
  • 無邪気すぎる「白菜泥棒」!白菜に潜む子犬の姿に世界中がほっこり
  • 「死ぬかと思った」…深夜の首都高速で時速180km!2車線またぐ危険走行に目撃ドライバー悲鳴
  • 「焼失した故郷を元に戻す!」20億ドルの宝くじ当選者、“故郷復活プロジェクト”へ巨額投資

こんな記事も読まれています

  • フォード「ブロンコEV」登場…BYD電池搭載、キャンピング仕様で中国市場に挑む
  • 【人気爆発】4年待ちの「ランドクルーザー」、値上げしても完売続出…“売れるから強気”
  • フェラーリでもポルシェでもない…伝説俳優マックイーンが最後まで愛した「ハドソン・ワスプ」が競売へ
  • 【スバル覚醒】「インプレッサ魂」がEVで蘇る!独自開発の高性能ヘイローモデル計画始動
  • 【小さな番人】毎晩、眠れぬ飼い主をそばで見守り続けるポメラニアンの愛情に胸キュン
  • 無邪気すぎる「白菜泥棒」!白菜に潜む子犬の姿に世界中がほっこり
  • 「死ぬかと思った」…深夜の首都高速で時速180km!2車線またぐ危険走行に目撃ドライバー悲鳴
  • 「焼失した故郷を元に戻す!」20億ドルの宝くじ当選者、“故郷復活プロジェクト”へ巨額投資

おすすめニュース

  • 1
    「頭も入れたかった」店主の一言にネット騒然…台湾“ゴジララーメン”の狂気ビジュアルがSNSを支配中!

    トレンド 

  • 2
    天然の要塞が揺らぎ始めた北極…外来フジツボが示す「静かなる崩壊」の現実

    トレンド 

  • 3
    【神の盾】「撃ち落とすこと不可能!」…一度に2,000発を迎撃する“無敵の軍艦”アーレイ・バーク

    フォトニュース 

  • 4
    「ニワトリ撃とうとして人を撃った」…南アで11歳少年が誤射、30代男性死亡

    トレンド 

  • 5
    トランプの警告「戦争を終わらせなければ“この兵器”を送る」…プーチン政権を直撃した警告弾

    フォトニュース 

話題

  • 1
    【先生を奴隷化】女性教師の“弱み”掴み、6か月間暴行・搾取した男子生徒7人...10代による集団虐待事件に社会震撼!

    トレンド 

  • 2
    「そのスカート、ビキニで切り裂く!」…ホン・ジニョン、“ぜい肉論争”を一刀両断

    エンタメ 

  • 3
    73000キロの地球一周ミッションへ!米国の深海探査ロボット、“気象予測精度向上”を目指し5年間の航海開始

    トレンド 

  • 4
    東名高速で「ビタ付け団子走行」が暴走劇に…追い越し直後に衝突、運転手の“異様な冷静さ”が話題に

    フォトニュース 

  • 5
    「もう限界を超えた」世界のサンゴ礁が崩壊寸前…23か国・160人の科学者が緊急警告

    トレンド