仮想通貨リップル(XRP)が最近の軟調な推移の中で3ドル(約441円)を割り込み、短期的な下落傾向が続く可能性が指摘されている。
XRPは31日(日本時間)午後4時45分時点で前日比0.04%上昇の2.83ドル(約416円)前後で取引されている。

ニュースBTCなどによると、XRPはチャート上で下降トレンドを形成している。この状況を受け、仮想資産アナリストのダスティBC・クリプト氏は、XRPがまだ第一の下落目標に到達していないとし、さらなる下落の可能性を警告した。
同氏は、SNSのX(旧Twitter)に投稿した分析の中で、現在のXRPの動きはエリオット波動理論における第4波の調整局面に該当すると説明した。
エリオット波動理論では、上昇トレンドは3つの上昇波と2つの調整波で構成される。XRPは7月18日に3.65ドル(約536円)の史上最高値を記録した後、下落調整の第4波に入っている。当時、上昇の第3波が終了し、その後約22.5%の価格下落が見られた。
ダスティBC氏は、XRPがさらに下落し、2.60~2.65ドル(約382~389円)の範囲まで下がった後に第4波の調整が終了すると分析している。
同氏は、短期的には下落傾向が優勢だが、長期的には依然として楽観的な見方を示している。第4波の調整終了後には上昇の第5波が形成される可能性があり、その場合XRPは再び史上最高値の3.65ドルを上回る可能性があると予測した。
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