
66年ぶりの北朝鮮・中国・ロシアの軍事パレードに同席を控え、現地に記者を派遣した海外メディアも慌ただしい様子だ。Newsisの報道によると、NBCは3日「軍事パレードの報道は数時間前から始まった」と述べ、行事開始時間は午前9時(日本時間・午前10時)にもかかわらず、現地派遣記者らが夜明け前から取材準備に取りかかったと伝えた。
CNNも記者らが午前2時にメディアセンターに集合し、保安検査などの手続きを経て、天安門広場までバスで団体移動したと報じた。広場でも検問があったようだ。CNNは「広場は英語が話せるボランティアで溢れていた」と述べ、彼らは明るい色のトラックスーツ姿で積極的に支援する準備ができていたと伝えた。
現場では食品・飲料の持ち込みが禁止され、代わりに中国当局が弁当バッグを用意したという。そのバッグにはパン、ソーセージ、ゆで卵、牛乳、ダヴのチョコレートバーなどが入っていたとCNNは報じた。
軍事パレード現場の取材スペースはくじ引きで決められた。NBCは取材スペースが広場北部の毛沢東肖像画のすぐ前に位置しており、モンゴル、カンボジア、英国、エジプト、ロシアなどの記者が混在していると伝えた。
現場では軍事パレード開始2時間前から軍楽隊と行進する兵士たちのリハーサルが行われた。案内役のボランティアの中に、ダークスーツ姿の警備員が混じっていたとNBCは説明した。軍事パレード開始約1時間30分前の午前7時30分(日本時間・午前8時30分)頃、外国高官を乗せたバスも広場に到着したという。
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