
米軍がカリブ海でベネズエラ発の麻薬運搬船を攻撃したと、米国のドナルド・トランプ大統領が明らかにした。この作戦は、トランプ政権が最近同地域に軍艦を集中配備した後の初の軍事行動だ。
2日(現地時間)、ロイター通信によると、トランプ大統領はこの日ホワイトハウスで記者団に「数分前に実際、麻薬を積んだ船を撃沈した。その船には大量の麻薬が積み込まれていた」と語った。さらに彼は「このような船はまだ多く存在する。米国に流入する麻薬は長年続いており、これらはベネズエラから来ているものだ」と付け加えた。
この作戦が具体的にどのように遂行されたかは明らかにされておらず、米軍側もまだ公式な立場を表明していない。トランプ大統領は、米国防総省がまもなく詳細な情報を提供すると述べた。マルコ・ルビオ米国務長官はこの日、ソーシャル・メディア「X(旧Twitter)」を通じて「米軍が南部カリブ海でベネズエラ発の麻薬運搬船を対象に致命的打撃を与えた」と述べ、「当該船舶は指定された『麻薬テロリスト組織』が運営していた」と明らかにした。
最近、トランプ政権は麻薬カルテルの取り締まり強化というトランプ大統領の政策の一環として、南部カリブ海に軍艦を配備した。今回の作戦は、同地域での初の軍事行動と評価されている。ロイター通信は米当局者の話として、同地域に7隻の米軍艦艇と1隻の原子力推進攻撃型潜水艦がすでに配備されているか、今後1週間以内に配備される予定だと伝えた。
この配備には揚陸艦のサン・アントニオ、イオー・ジマ、フォート・ローダーデールなどが含まれており、計4,500人の兵力が乗船しており、そのうち2,200人は海兵隊員だという。米国沿岸警備隊と海軍艦艇は通常も南部カリブ海で作戦を遂行しているが、今回の配備規模は地域内の通常配備よりもはるかに大規模だとされる。
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