
イスラエル軍がガザ南部のハン・ユニス近郊のアル=マワシ地域を再び爆撃し、子供7人を含む12人が殺害されたと、パレスチナの情報筋が2日(現地時間)に明らかにした。
海外メディア『ニューシス』は、イスラエル軍がナイロンと布で作られた複数の難民キャンプを爆撃し、現場では7人の子供たちがちょうど飲料水を容器に入れていたと報じた。この情報はガザ地区の情報筋と現場の目撃者によって伝えられた。
救急隊は、7人の子供を含む12人の遺体を収容し、重傷を負った数名の生存者を近隣の病院へ搬送したと報告している。
この爆撃に関し、イスラエル軍は現時点でコメントを発表していない。
アル=マワシは、イスラエルが人道的安全地帯として指定し、ガザ住民のための安全な避難所だと広く宣伝している地域である。ガザ南部のラファ市西部から中部のヌセイラート郊外まで広がる広大な地域だ。
2日前、イスラエル軍のアビハイ・アドラエ報道官は、ガザ市の住民に対し、軍事作戦の拡大前に速やかにアル=マワシへ避難するよう呼びかけていた。
アドラエ氏の発表した声明には、「ガザ地区の全住民に告ぐ。ガザ市での戦闘拡大に備え、速やかにアル=マワシ地域へ避難せよ。そこでは人道支援と、より適切な援助が受けられる。特に医療、飲料水、食料が提供される」と記されていた。
また、アドラエ氏は「皆さんの安全のため、戦闘地域やイスラエル軍の作戦による危険地域に近づいたり、戻ったりしないよう」と勧告したが、推奨された避難地であるアル=マワシはその直後に爆撃を受けた。
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