
国際連合安全保障理事会(安保理)は、イスラエルによるカタール・ドーハでの空爆に関する緊急会議を開催した。
AFP通信によると、安保理の緊急会議は10日(現地時間)の午後3時頃に開かれるという。これはアルジェリアやパキスタンなどが招集を要請したもので、安保理は前日にイスラエル軍がドーハでイスラム組織ハマスの幹部を暗殺した件について議論する予定だ。
現在、安保理の議長国は韓国で、非常任理事国である韓国が9月の1か月間、輪番で議長国を務めている。
これに先立ちイスラエルは、カタール・ドーハでハマスの幹部を標的とした空爆を行った。これに対しハマスは誰も死亡していないと発表したが、現地メディアはハマスの首席交渉官ハリル・アルハヤ氏が死亡したと報じた。
カタールは米国の同盟国であり、ガザ地区での戦争における停戦仲介に自ら名乗り出た国だ。イスラエルが2023年の戦争勃発以降、カタールを攻撃したのは今回が初めてとされる。
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