
ドナルド・トランプ米大統領の長年の友人が設立した保守系メディア「ニュースマックス」が、ビットコインやトランプ大統領が発行したミームコインを含む独自の暗号資産ポートフォリオを構築する計画を明らかにした。
16日(現地時間)、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はニュースマックスは今後12カ月間でビットコインとトランプコインに最大500万ドル(約7億5,055万円)を投資する方針を示したと報じた。
ニュースマックス最高経営責任者(CEO)のクリストファー・ラディ氏は、トランプコインの価値は「これまで印象的な実績を示してきたトランプ大統領の成功と連動して変動する」と述べた。
この投資により、ニュースマックスはニューヨーク証券取引所(NYSE)上場企業として初めてトランプコインを購入する会社になる見込みだ。
同社は近々最初の暗号資産購入を実施する予定であり、その後の追加購入については市場動向を見極めた上で判断すると付け加えた。
この報道を受け、ニュースマックスの株価は時間外取引で4.1%上昇し、11.27ドル(約1,692円)を記録した。
ニュースマックスは1998年、元ニューヨーク・ポスト紙記者のラディ氏が創設した保守系放送局で、ラディ氏はしばしばトランプ大統領のフロリダ州の別荘マー・ア・ラゴで大統領と時間を過ごすなど、長年の側近として知られている。
規制当局に提出された資料によると、ニュースマックスは昨年の売上高が1億7,100万ドル(約256億7,296万円)、純損失は7,200万ドル(約108億967万円)に達したという。
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