
ウクライナ軍は北朝鮮軍による自国領土への攻撃に関する証拠を公開した。
ウクライナのメディア『キーウ・インディペンデント』によると、ウクライナ軍総参謀部は16日に「北朝鮮の無人機操縦士が我が国の領土を攻撃している」と述べ、「ロシアのクルスク州で作戦中の北朝鮮部隊がドローンで偵察し、ウクライナのスームィ州で陣地を特定、砲撃調整を支援している」と明らかにした。
総参謀部は、北朝鮮軍と推定される軍服姿のアジア人が映る動画を証拠として提示した。このメディアは「北朝鮮軍がウクライナ攻撃に加担したという初めての証拠」とし、「映像は北朝鮮軍が運用していたスームィ州上空で撃墜された偵察ドローンから入手した」と伝えている。
北朝鮮軍は昨年8月からロシア軍を支援して戦場に参加していると言われ、今年5月、ロシア軍がクルスク州と隣接するスームィ州への侵攻を開始し、北朝鮮軍を積極的に戦闘に投入している。
ウクライナ軍は「ロシア占領軍が深刻な兵力損失により、北朝鮮軍を作戦に引き続き投入している」とし、「我々は外国部隊が戦争に加担した事例をすべて記録している。ウクライナ侵攻に関与した部隊は、関連する戦争法および規定に従い処罰される」と強調した。
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