
ドナルド・トランプ米大統領が22日(現地時間)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談を取りやめると発表した。
ニューシスの報道によると、両国首脳は近くハンガリーの首都ブダペストで会談し、ウクライナ戦争の終結について協議する予定だったという。
海外メディアは、トランプ大統領がこの日、ワシントンD.C.にあるホワイトハウスでマルク・ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長と会談した際、記者団に対し、プーチン大統領とのブダペストでの会談が「適切ではないと判断した」と語ったと伝えた。
そして「我々が目指すべき成果が得られそうにないため、会談を取りやめた」と説明した。
トランプ大統領は「プーチン大統領と電話するたびに良い会話をするが、その会話には何の進展もみられない」とし、「彼らは何も進展させない」と不満を漏らした。
ただし、今後の会談開催の可能性は排除しなかった。彼は「しかし、将来的には(首脳会談を)行うだろう」と付け加えた。
一方で、米国はこの日、ロシアの石油企業に対する追加制裁を発表。
米財務省外国資産管理室(OFAC)は、ロシアの大手石油企業であるロスネフチとルクオイルの2社に制裁を課した。スコット・ベッセント米財務長官は「今こそ殺戮を止め、即時停戦を宣言すべき時だ」と強調した。
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