
ヨルダン川西岸地区でテロ攻撃により、イスラエル人4人が死傷する事件が発生した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は「すべての戦線で戦争を完遂する」と警告した。
Newsisの報道によると、18日(現地時間)のAP通信などによれば、イスラエル国防軍はこの日エルサレム南部のグーシュ・エツィオン入植地の交差点で車両が群衆に向かって突進するテロ攻撃が発生したと明らかにしたという。その後、車から1人が降り、刃物を振り回したとイスラエル国防軍は説明した。
イスラエルの救急隊は71歳の男性が現場で刺されて死亡したと伝えた。3人が負傷して病院に搬送された。このうち女性1人と青少年1人は重体だという。イスラエル国防軍はその後、パレスチナ人の攻撃者2人を射殺した。パレスチナ保健省はこれらの人物がヘブロン地域出身の18歳だと確認した。イスラエル国防軍は車両から複数の爆発装置を発見し、解体した。
イスラム組織ハマスはこの攻撃について責任を主張しなかったが、「占領勢力(イスラエル)がパレスチナの大義を抹殺しようとする試みに対する正常な対応だ」と非難した。ネタニヤフ首相は「すべての戦線で戦争を完遂する決意を固めており、ハマスの武装解除とガザ地区の非武装化を通じてガザがより大きな脅威とならないよう保証することが含まれる」と明らかにした。
グシュ・エツィオン入植地評議会のヤロン・ローゼンタール会長は政府にこの攻撃に対応し、入植地支援を強化するよう要求した。この攻撃はヨルダン川西岸地区全域でパレスチナ人を標的にしたイスラエル人入植者らの暴力事態が相次ぐ中で発生した。
前日、パレスチナのアル・ジャバ村ではイスラエルの入植者らが住宅や車両に放火する事件が発生した。西岸地区支局長であるワリード・アルオマリ氏は、この日トゥルカレムではデモを取材中のカメラマンがイスラエル国防軍の銃撃を受けたと伝えた。















コメント0