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揺らぐゼレンスキー政権、その“弱点”に食らいつくトランプ

有馬侑之介 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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米国のドナルド・トランプ大統領はウクライナ和平構想が最終提案ではないとし、修正の可能性を示唆した。米国とウクライナ、欧州などは23日(現地時間)にスイスのジュネーブで和平構想について協議する予定だ。

トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで記者らと会い、ウクライナ和平構想が最終提案かという記者らの質問に「そうではない」と述べた。米国はこれまで28項目からなるウクライナ和平構想を用意していた。トランプ大統領は「我々はこの戦争を終わらせようと努力している」とし、「何としてもこの戦争を終結させなければならない」と強調した。また「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が期限(感謝祭、11月27日)までに構想を受け入れなければどうなるか」という質問に、「そうなれば彼は好きなだけ戦争を続けられる」と皮肉を込めて答えた。

これに先立ちトランプ大統領は、和平構想についてロシアとウクライナが感謝祭までに受け入れるよう促していた。ウクライナが一部駐留する東部ドンバスの領土全体をロシアに譲渡するなど、ロシアに有利な内容で、ウクライナに事実上の最後通牒を突きつけたと解釈された。

これに関連し、ゼレンスキー大統領が国内で側近の汚職問題で窮地に追い込まれている状況をトランプ大統領が十分に活用しているという分析も出ている。最近、ゼレンスキー大統領のコメディアン時代の同業者であるティムール・ミンディチ氏らは、政府発注事業費の約1億ドル(約156億6,248万円)をリベートとして着服した大型汚職事件に関与した。ゼレンスキー大統領が直接関与した状況は明らかになっていないが、現職および前職のエネルギー相が捜査線上に浮上し、ミンディチ氏が10日の家宅捜索直前に国外に逃亡したことから、庇護の疑惑が続いている。

疑惑が大きくなると、ミンディチ氏の側近として知られる汚職専門部局のアンドリー・シニュク副局長が13日に辞任した。ワシントン・ポスト(WP)は「この不祥事は、ウクライナ国民が1日の半分以上を電気なしで過ごし、夜にはロシアの爆撃を避けるために駅や地下室で寝ている中で起きた」とし、「ホワイトハウスはこのような状況でキーウが新たな提案に署名するよう圧力をかけている」と指摘した。

こうした中、米国とウクライナなどは23日に会合を開き、和平構想について協議する。米メディアのアクシオスなどは、米国のマルコ・ルビオ国務長官とスティーブ・ウィトコフ中東特使、ダニエル・ドリスコル陸軍長官がジュネーブでウクライナ側と会談し、この場にドイツ、フランス、英国なども参加すると報じた。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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