
新幹線の運転士が運転席を約5秒間離れていたことが明らかになり、波紋を呼んでいる。
先日、韓国で一等航海士が携帯電話を操作しながら注意を怠ったことにより、旅客船が岩礁に衝突する事故が発生し、「安全意識の欠如」への懸念が高まっている。
『読売新聞』などによると、JR西日本は16日、午前9時40分頃に山陽新幹線「こだま845号」の運転士が列車運行中に運転席を離れたと発表した。
JR西日本によると、運転士は新大阪―新神戸間を走行中、乗務員からの連絡を受け、運転室のドアを開けるために約5秒間席を外したという。この時、新幹線は時速225キロで走行しており、事実上無人状態で約300メートル移動したことになる。運行中の運転士による運転席の離脱は禁じられている。幸い、事故や遅延は発生しなかったものの、大事故につながる可能性がある危険な状況だった。
JR西日本は「お客様に不安とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。また、当該運転士に対する懲戒処分を検討する方針を示している。


















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