
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は24日(現地時間)に声明を発表し、イスラエル軍が前日レバノン南部で親イランのヒズボラ司令官ヘイサム・アリ・タブタバイ氏を無慈悲に暗殺し、28人が負傷したことに対する報復を予告した。
Newsisの報道によると、IRGC傘下のニュースサイト、セパ・ニュースが報じたこの声明によれば、IRGCはイスラエル軍の作戦を「無慈悲なテロ行為」と規定し、レバノンの首都ベイルート南部郊外でタバタバイ氏を狙撃して殺害したことは「明らかなテロリストの行為」と非難したという。声明はまた、これに対してイランを含むすべての(イスラム)抵抗勢力の主軸とヒズボラには報復する権利があり、適切な時期に決定的な報復を行うと予告した。
AFP通信によれば、イスラエル軍は23日の攻撃で9階建ての住宅ビルの3階と4階を直撃したという。レバノン国営NNA通信はヒズボラの拠点であるベイルート南部郊外ハレト・フレイクの建物にミサイル3発が発射され、車両や近隣の建物も被害を受けたと伝えた。
レバノン保健省もその日の空爆でタバタバイ氏が殺害された事実と負傷者が28名発生した事実を確認した。イラン外務省も23日に声明を発表し、イスラエル軍がレバノンの領土と主権を侵害し、野蛮な攻撃で殺人を行ったと非難した。タバタバイ氏はヒズボラの戦闘員募集の中心人物で、以前にも何度か暗殺未遂に直面していたとされる。














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