メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「ロシア、反米攻勢が中南米で爆発!」チャンネル視聴数4,000倍の‟異常拡大”が発覚

織田昌大 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ロシアが最近2年間で中南米地域全体に対する情報工作を大幅に強化し、米国と中南米の同盟国の間に不和を煽ることを目標にしていると、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が24日(現地時間)に報じた。Newsisの報道によると、米国の外交専門家と監視団体の報告書で、ロシアの工作はスプートニク通信、RT(ロシア・トゥデイ)などのロシアメディアが主導しており、特に世界最大のスペイン語使用人口を持つメキシコで反米感情を拡散することに焦点を当てているという。

メキシコ駐在の米大使館は昨年4月、「RTの侵攻」というタイトルの外交文書で、RTがメキシコで「突然かつ劇的に拡大」していると警告した。米大使館の文書はまた、RTのスペイン語チャンネルのオンライン視聴者が急増したと明らかにした。2022年にSNSの「X(旧Twitter)」での視聴回数は19万1,000回だったが、1年で7億1,500万回に急増した。RTが欧州と米国で遮断されて以来、スペイン語使用者が6億7,000万に達する中南米を集中攻略した結果だ。大使館の文書はRTの拡大が「メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領政府の協力者たち」の一部によって可能になったと非難した。

オブラドール大統領は昨年10月に退任したが、彼が創設した「国民再生運動(morena)」党は依然として政権を握っており、政府内にはロシアに好意的な人物が含まれている。英国とフランスの外交官たちがロシアの活動についてメキシコ外務省に懸念を伝えたこともあった。法務省が昨年実施した調査では、ロシア政府が主導する「ドッペルゲンガー」という影響力工作が明らかになった。ドッペルゲンガーは米国とその同盟国を標的にした影響力拡大工作を指す。法務省はドッペルゲンガー工作が「反米感情を助長し、米国とメキシコの対立を激化させる意図がある」と明らかにした。

ロシアが支援するメディアは米国を貶めるスペイン語コンテンツを着実に広めている。例えば、年初にロシアのドミートリー・メドヴェージェフ安全保障会議副議長がウクライナと米国がメキシコやコロンビアの麻薬カルテルをロシアと戦わせるために勧誘していると非難した内容がメキシコのメディアで大きく報じられ、国民再生運動党所属の政治家たちがこれを共有した。

メキシコの公共放送システムの責任者であるヘナロ・ビジャミル氏は、ロシアメディアのコンテンツを自身のソーシャル・メディアに頻繁に投稿している。昨年、彼は2021年のハイチ大統領暗殺事件に米国の麻薬取締局(DEA)を絡めるスプートニク通信の記事を共有し、「ラテンアメリカでのもう一つのDEA介入」と付け加えた。

メキシコのジャーナリストクラブが発行する隔週誌は、RTなどのロシアメディアの記事が全コンテンツの53%を占めている。RTは中南米全域で記者や学生のための教育プログラムも運営しており、最近ベネズエラで開催されたRTの記者訓練では参加者たちが「ロシア万歳!」、「プーチン万歳!」というスローガンを叫ぶこともあった。

西側の専門家たちは米国が国営ニュース機関「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」の運営を縮小し、情報戦で劣勢に立たされていることを懸念している。ジャーマン・マーシャル財団の上級研究員であるブレット・シェーファー氏(Bret Schafer)は「米国が世界の情報空間で後退しており、その隙間をロシアが埋めている」と指摘した。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 観光も大学も中国人が減れば即崩壊?日本が“ここまで依存国家だった”悲しい現実
  • 【米中急接近】ウクライナ停戦・台湾問題で“協力が不可欠”となり、「二大勢力が歩み寄る」構図が鮮明に
  • あれほど対立していたのに、トランプが“意外な笑顔”「マムダニは最高の市長になる」と持ち上げた理由
  • 「トランプ、また関税万歳か!」在庫消化でついに収入爆増と主張し、‟前例なき富と安全”を豪語
  • プーチン、ついに“核しか残ってない”宣言? 崩れゆくロシアの戦争体力があまりに惨状
  • 貧富の差が“二極化消費”として露呈、ウォルマートだけが好調となった背景

こんな記事も読まれています

  • 世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
  • 真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
  • なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
  • 電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
  • 観光も大学も中国人が減れば即崩壊?日本が“ここまで依存国家だった”悲しい現実
  • 【米中急接近】ウクライナ停戦・台湾問題で“協力が不可欠”となり、「二大勢力が歩み寄る」構図が鮮明に
  • あれほど対立していたのに、トランプが“意外な笑顔”「マムダニは最高の市長になる」と持ち上げた理由
  • 新婚俳優カップル、結婚式で“くるみ饅頭ブーケ”をサプライズ披露…デザート愛とユニーク演出が話題

こんな記事も読まれています

  • 世界が固唾飲む、トヨタ液体水素エンジンが初の実戦へ
  • 真冬の朝でも慌てない、キー無反応でも100%動く隠しルートとは
  • なぜ今マツダなのか、韓国ユーザーの“意外な反応”が話題
  • 電動化の時代に“3.8秒”を叩きつけたM2 CS、BMW最後の反逆
  • 観光も大学も中国人が減れば即崩壊?日本が“ここまで依存国家だった”悲しい現実
  • 【米中急接近】ウクライナ停戦・台湾問題で“協力が不可欠”となり、「二大勢力が歩み寄る」構図が鮮明に
  • あれほど対立していたのに、トランプが“意外な笑顔”「マムダニは最高の市長になる」と持ち上げた理由
  • 新婚俳優カップル、結婚式で“くるみ饅頭ブーケ”をサプライズ披露…デザート愛とユニーク演出が話題

おすすめニュース

  • 1
    「顔中が血まみれに」クマに襲われても仕込みを続けた料理人

    トレンド 

  • 2
    「お腹に9キロの便の塊!」便秘を約1か月放置で腸が限界、41歳男性死亡

    トレンド 

  • 3
    「お願い、起きて!」道路で息絶えた仲間を守り続ける白い犬...“最も切ない友情”に世界が涙

    フォトニュース 

  • 4
    「ちょっと助けてほしいニャ」...出産場所を求めた野良猫、“親友猫の家”で無事出産!

    フォトニュース 

  • 5
    子供向けなのにトークは大人向け、AIぬいぐるみ暴走、米国で販売停止

    トレンド 

話題

  • 1
    女性観光客を執拗に追い回し、突然「やりましょう」…身体まで見せた男の末路

    トレンド 

  • 2
    「助けます」の演技裏で金庫を奪取、米客の偽善犯行に非難殺到

    トレンド 

  • 3
    俳優イ・ジフン、父の推薦曲で勝負!第2子誕生準備と並行しながらも熱戦ステージ

    エンタメ 

  • 4
    TXT・ヨンジュン、個性全開の初ソロアルバムで世界を魅了…日本オリコンでも3位にランクイン

    エンタメ 

  • 5
    K-POPガールズグループ初の快挙! ILLIT、“新人賞”に続き“優秀作品賞”2年連続受賞

    エンタメ