
米国のドナルド・トランプ大統領と中国の習近平国家主席が来年、相互訪問を含め計4回会談する可能性があるとスコット・ベッセント米財務長官が明らかにした。Newsisの報道によると、ベッセント長官は米中首脳通話の翌日となる25日(現地時間)、CNBCのインタビューで「我々は常にライバルだが、それは自然なことだ」とした上で「しかし、協力できる分野はある。我々は良好な関係を築いている」と語った。
さらに「トランプ大統領は北京を国賓訪問する予定で、習主席も国賓として米国を訪れる。また、習主席は(米フロリダ州)ドラルでのG20(主要20か国)に出席し、トランプ大統領は11月に深圳で開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に参加する可能性がある」と説明した。
そして「来年中に4回の会談が実現すれば、両国関係に大きな安定性をもたらす。この安定性は米国民と世界経済の双方に利益をもたらすと考える」と付け加えた。
ベッセント長官は前日、習主席がトランプ大統領に台湾の中国復帰の重要性を強調したことについて、「台湾に対する米国の立場は変わらない」と明言した。また、ウクライナ問題に関して「トランプ大統領と習主席は紛争の平和的解決に向けて進展を図るべきだという点で一致し、この件について協力していくことで合意した」と述べた。













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