
ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイがGoogleの親会社、Alphabetの株式を買い集めた後、連日の好材料が出現し、Alphabetの株価が約15%急騰した。
25日(現地時間)、Alphabetの株価は323.64ドル(約5万393円)となっている。
バフェットのバークシャーがAlphabet株を買い集めたと発表したのは17日である。17日、Alphabetの株価は285ドル(約4万4,385円)だった。つまり、バフェットがAlphabet株を買い集め後、Alphabetの株価はおおむね15%の急騰を示した。
しばらく低迷していたAlphabetの株価は、バフェットの買い集め報道が出た17日の証券市場で3%以上の上昇を記録し、過去最高値を更新していた。
その後、Alphabetが最近リリースしたチャットボット「Gemini 3」が、OpenAIが開発したChatGPTを上回るという報道や、MetaがGoogle製のAI専用チップを使用すると明らかにしたことなど、連日好材料が続き、株価は連日で過去最高値を更新している。
これにより時価総額も3兆9,060億ドル(約608兆3,303億5,636万4,921円)へ拡大し、時価総額1位のNVIDIAの約4兆3,000億ドル(約669兆7,737億6,161万6,010円)を追い抜く勢いだ。NVIDIAとの時価総額差は約4,000億ドル(約62兆3,045億3,596万4,280円)に過ぎず、Alphabetが現在の上昇ペースを維持すればNVIDIAを抜く可能性もある。
先に、バークシャーは17日、Alphabet株43億ドル(約6,699億640万2,538円)分を買い集めたと発表した。提出された米証券取引委員会(SEC)への書類によれば、バークシャーはAlphabet株1,785万株を保有していると報告している。
一方、バークシャーは第3四半期において、保有するApple株を2億8,000万株から2億3,820万株へと減少させた。かつて9億株超を保有していたApple株の4分の3を売却したことになる。代わりにAlphabet株を買い増したのである。
バークシャーが株式を買い集めた後、各種の好材料が次々と出現し、Alphabet株は15%程度の急騰を見せた。「やはりバフェット」という称賛が出るのも当然の展開だ。














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