
ロシアは平和交渉が進行中の25日(現地時間)にもウクライナを空襲し、民間人7名が死傷した。Newsisの報道によると、キーウ・インディペンデント(KI)によれば、ロシア軍は夜間にシャヘド・ドローン(無人機)と弾道ミサイル「キンジャール」でウクライナの首都キーウと他の都市の主要インフラと住宅を攻撃したという。
ウクライナのエネルギー省は今回の夜間攻撃を「エネルギー基盤施設に対する大規模ま共同攻撃」と位置付けた。現地警察はキーウで少なくとも2名が死亡し、5名が負傷したと発表した。全体の被害規模は現在集計中だ。
ウクライナ空軍はロシア空軍基地から「MiG-31」戦闘機が出撃したことを確認し、全国にミサイル警報を発令した。その後、緊急救助隊が火災鎮圧と捜索作業を続けている中、再びMiG-31戦闘機の発進が確認され、2次警報を発令した。KIは午前1時頃から1時間ほどキーウ市内の至る所で相次いで大きな爆発音が報告されたと伝えた。当局は弾道ミサイルの脅威があると警告し、市内の防空網が稼働中だと発表した。
キーウのヴィタリ・クリチコ市長は、ペチェールシク区で複数の高層住宅が損傷し、火災が発生したと述べた。被害を受けた標的の一つは22階建てのアパートで、複数の階が破壊された。ドニプロウシキー地区でも9階建ての住宅に火災が発生し、86歳の女性を含む2名が命を落とした。ザポリージャ州とハルキウ州を含む他の地域でもミサイルとドローンの活動が報告された。
ロシアは冬を前にエネルギー施設を狙った空襲を強化している。特に今回の攻撃は米国とウクライナの代表団が23日にスイスのジュネーブで会談するなど平和交渉が進行中の中で行われた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「平和交渉が進行中の中でもロシアの攻撃は続く」とし、国民に警戒を呼びかけた。また、「ロシアが本当に戦争を終わらせたいのであれば攻撃を中止すべきだということを、米国とすべてのパートナー国は理解しなければならない」と強調した。
















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