
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ戦争終結のために米国と真剣に議論していると述べ、ウクライナ軍が先に撤退すれば停戦が可能だと明らかにした。
ロシア国営タス通信によると、プーチン大統領は27日(現地時間)、キルギスの首都ビシュケクで記者会見を開き、「米国の交渉団が来週ロシアに来る」と述べ、「ウクライナ作戦を終えるために米国と真剣に議論する予定だ。我々も米国の立場を理解している」と語った。
さらに「米国とロシアが別々に作成した合意文の草案はない」とし、「来週の交渉団と作成する予定で、今後(ウクライナとの)交渉で活用することになる。いつもそうであるように最終版はない」と付け加えた。これは19日に「米国とロシアが平和構想案の草案を作成している」という米国の政治専門メディア「アクシオス」の報道以降、プーチン大統領の初めての発言だ。
プーチン大統領はこの日、停戦条件も提示した。彼は「もしウクライナ軍が先に去るなら、我々も戦闘を止める」とし、「そうしなければ、我々はすべての軍事手段を動員して目標を達成する。我々はドネツク州の激戦地をすべて包囲しており、ハルキウ州に進撃している」と強調した。














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