
ドナルド・トランプ米大統領は、米国の国境は史上最も強固だと述べた上で、これより強力な国境を持つ国は北朝鮮しかないとの見方を示した。
Newsisによると、トランプ大統領は9日(現地時間)、米・ペンシルベニア州の保養地マウントポコノで演説し、自身の移民政策を称賛しながら「我々は史上最も強固な国境を築いている」と主張した。
続けて「世界でも例を見ないほど厳重な国境を持つ国の一つだ。おそらく我々より国境が強い国は一つだけだろう。それは皆さんももご存知の通り北朝鮮だ」と述べた。
トランプ大統領は、全米で積極的な移民取り締まりを行う移民税関捜査局(ICE)について「本当に素晴らしい」と称し「多くの批判を受けながらも、最も屈強な人々だ」と評価した。
ICEは最近、ルイジアナ州ニューオーリンズやミネソタ州ミネアポリス・セントポールで大規模な移民取り締まり作戦を開始した。特にミネソタ州はソマリア系移民が多く暮らす地域で、トランプ大統領は近ごろソマリア系住民への批判を繰り返してきた。
この日の演説でも、聴衆にソマリア系の人がいるかと問いかけ、ソマリア出身のイルハン・オマル下院議員(ミネソタ州選出)に言及して「文句ばかりで何もしない」と非難した。














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