
ロシアは21日(現地時間)、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が欧州とロシア間の対話再開の必要性に言及したことに対し、対話する準備ができていると応じた。エリゼ宮(フランス大統領官邸)は今後数日内に最も適切な進行方法を決定すると歓迎した。
Newsisの報道によると、クレムリン(ロシア大統領府)のドミトリー・ペスコフ報道官はこの日、RIAノーボスチ通信とのインタビューで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とマクロン大統領間の対話の可能性について「プーチン大統領は常に相手に自分の立場を詳細かつ誠実に一貫して説明する準備ができている」と述べたという。ペスコフ報道官は「対話をするならお互いに説教を並べるような対話になってはならず、これはお互いの立場を理解するための対話でなければならない」と強調した。
フランス24とフィナンシャル・タイムズ(FT)などによると、エリゼ宮はこの日の声明で、「クレムリンがマクロン大統領のアプローチに対して公に同意したことは歓迎すべきことだ」とし、「今後数日内に最も適切な進行方法を決定する」と述べたという。ただし、「ロシアとの対話はウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と欧州の同盟国と共に『完全な透明性』の下で進められる」とし、「その目標はウクライナの堅固で持続的な平和を確保することだ」と付け加えた。
マクロン大統領は19日、欧州連合(EU)が共同予算を担保にウクライナに900億ユーロ(約16兆5,458億円)を支援することに合意したEU首脳会議直後、「欧州がプーチン大統領と再び対話することが有益だと信じている」とし、「欧州はこれを実現する手段を今後数週間内に見つけなければならない」と述べた。















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