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「たった39日でここまで」イラン戦争が”世界に残した爪痕”の全貌

織田昌大 アクセス  

39日間に及ぶイラン戦争、世界への影響は…CNNが分析

引用:depositphotos
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戦闘開始から39日で2週間の停戦合意に至ったものの、イラン戦争は食料から肥料に至るまで、世界経済に広範な影響を及ぼした。原油価格の上昇やホルムズ海峡の封鎖による輸出の停滞・遅延、中東全域に広がる安全保障上の懸念など、さまざまな要因が日常生活のほぼあらゆる側面に波及した。CNNは、これらの影響がどのように複合的に作用しているのかを分析した。

イラン戦争が世界各国に大きな影響を与えた主な理由は次の通りだ。
▲ 原油価格上昇がもたらした波及効果

ホルムズ海峡がほぼ封鎖されたことで、原油価格とガソリン価格が急騰した。これにより、食料確保やエネルギーコストの上昇など、日常生活全般にわたってさまざまな影響が広がった。

▲ エネルギー

米国自動車協会(AAA)によると、3月の米国の平均ガソリン価格は1ガロン当たり4ドル(約640円)を超えた。世界各国も原油価格の急騰を受け、ガソリン価格の上昇に直面している。

▲ 金融市場

エネルギー価格の急騰は、株式から債券、金、通貨に至るまで世界の金融市場を揺るがした。投資家と消費者の双方に影響が及んでいる。

▲ 食品コストと供給

輸送費の上昇により、米国をはじめ各国で食品価格が上昇した。肥料不足の懸念もあり、農産物価格への影響が見込まれている。

▲ 海運

燃料価格の上昇に伴い、保険会社や海運会社が追加料金を課しており、海上運賃に影響が出ている。

▲ 観光

航空燃料価格の急騰により、世界的に航空運賃が上昇している。特に中東における航路変更や安全保障上の懸念も、観光産業に影響を及ぼしている。

ホルムズ海峡でのボトルネックは、主要輸出品の輸送量減少と価格高騰を招いた。イランが事実上同海峡を封鎖し、航路が遮断されたことで、輸出に大きな支障と供給不足が生じた。アルミニウムやプラスチックなどの主要輸出品の価格は、戦争の影響ですでに上昇しているか、今後さらに上昇する可能性がある。

▲ アルミニウム

建材などに広く使用されるアルミニウムは、世界生産の約20%が中東で生産されている。

▲ ヘリウム

人工知能(AI)用半導体の製造に使われるヘリウムは、世界供給の4分の1以上がカタールで生産され、ホルムズ海峡を経由して輸送されている。

▲ ナフサ

韓国政府は、洗濯機などの家電製品に使用される石油副産物ナフサの輸出を制限する可能性があると明らかにした。

▲ プラスチック・化学製品

多くの石油副産物は、プラスチックやポリマーの主要原料であり、中東で生産・出荷されている。

▲ 米

インドで生産された40万トン以上のバスマティ米が、インドの港湾や積み替えの過程で滞留している。

▲ 尿素

化学肥料である尿素の約3分の1がホルムズ海峡を通過する。指標となるエジプト産尿素の価格はすでに急騰している。

このほか、戦闘の長期化に伴い安全保障上の懸念も深まっている。緊張の高まりを受け、安全面への不安が拡大し、企業はホルムズ海峡を回避するため航路を変更、保険会社も保険料を大幅に引き上げている。

▲ 海上輸送ルート

英国海運貿易オペレーション(UKMTO)によると、4月1日時点でホルムズ海峡では16隻の船舶が攻撃を受け、複数の企業が航路の変更を余儀なくされたとのことだ。

▲ 海上保険

地域の不安定化を受け、保険会社は中東を航行するコンテナ船に追加保険料を課している。

▲ モスク閉鎖

エルサレムのアル=アクサー・モスクは、安全上の理由から1967年以降初めて閉鎖された。

織田昌大
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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