
米国防長官ピート・ヘグセス氏の妻ジェニファー・ロシェ氏が公式の場で着用したドレスが物議を醸していると、ニューヨーク・ポストやガーディアンなどが29日(現地時間)に報じた。
ロシェ氏が25日、ワシントン・ヒルトンで開かれたホワイトハウス記者協会(WHCA)年次晩餐会に夫と共に出席した際に着ていたピンクのドレスは、中国の有名ファストファッションブランド「SHEIN」で約42ドル(約6,600円)で販売されている製品だと判明した。
問題は、ヘグセス長官が対中強硬派として、これまで一貫して強い反中国的な姿勢を明確に示してきた点にある。
ヘグセス長官は中国との貿易戦争を擁護し、中国が世界に及ぼす脅威を公然と批判してきたが、妻が中国製の低価格ブランドの服を着ていた事実が明らかになると、偽善的だという批判が相次いだ。
この議論の発端は、ソーシャルメディア(SNS)への投稿だった。ファッションインフルエンサーのエラ・デビさんがX(旧Twitter)に「ヘグセス長官の妻がホワイトハウスの晩餐会にTemuのドレスを着てきた」と投稿し、この投稿は600万回の閲覧数を記録し、瞬く間に拡散した。
環境汚染と労働力搾取の問題が指摘されるファストファッションブランドの服を着用したことが問題だという指摘も上がった。
ファッション業界の監視者を自称する「ダイエット・プラダ」というアカウントは、「(ロシェ氏が)所属する政治勢力の民族主義的イデオロギーとは裏腹に、外国のファストファッション製品を着用した」と批判した。
持続可能なファッションを研究するアジャ・バーバーさんはガーディアンに対し、「(ロシェ氏が)搾取工場で作られた服を着ることは多くの過ちの一つだ」と述べ、「この問題は特定の政治家に限らず、社会全体が真剣に受け止めるべき事案だ」と語った。













コメント0