
ロシアのモスクワ郊外の都市で再び車両爆発テロが発生し、ロシア高官が命を落とした。9日(現地時間)、ウクライナのキーウ・ポストなど現地メディアによると、ロシア軍のミサイルと砲弾供給を担当するダミル・ダビドフ中将がこの爆発で死亡したという。不審な爆発が発生したのはこの日の午前5時30分頃で、当時モスクワ郊外にあるバラシハの高層ビル近くで「BMW X3」の車両が突然爆発した。車内にいた男性が現場で死亡し、捜査に着手したロシア当局は身元を公開しなかった。
しかし、ロシア調査報道メディアのザ・インサイダーは、車両爆発テロの犠牲者がロシア国防省傘下のロケット・砲兵総局(GRAU)でミサイルと砲弾供給を担当する部門の責任者であるダビドフ中将だと報じた。また、他のロシアメディアは事故車両がマンションの近くを通過中に爆発しており、運転席の下に設置された爆発装置がTNTの300〜400gに相当する威力を持っていたと伝えた。

特に今回の事件は昨年4月に発生したロシア軍参謀本部・作戦総局副局長、ヤロスラフ・モスカリク中将の死亡と非常に似ている。モスカリク中将は駐車中の車両に設置された爆発物が爆発して死亡した。今回のダビドフ中将が亡くなった場所から、わずか1㎞ほど離れている。
当時、ロシア連邦捜査委員会はこの攻撃をウクライナ保安庁の指示によるテロ事件と結論づけ、容疑者を逮捕し、終身刑を宣告した。しかし、現時点でこの爆弾テロがウクライナの仕業であるかどうかは明らかになっていない。
キーウ・ポストによると、今回の事件はウクライナ侵攻以降、ロシア領内で発生した4回目の高官殺害事件だという。実際に昨年の12月、ロシア軍参謀本部・陸軍作戦訓練局長、ファニル・サルバロフ中将がモスクワで不審な車両爆発事故で死亡した。また、2024年12月にもロシアの放射線・化学・生物兵器防護部隊の司令官、キリロフ中将が自宅から出て停車していた車に向かって歩いていた際、前に置かれていたスクーターに設置された爆弾が爆発し死亡した。当時ウクライナ側は、自分たちがこの事件の背後にいると明らかにしていた。














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