メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

アメリカ財務省、1年ぶりに日本を為替「監視リスト」の対象に…中国には為替政策に関する透明性向上を改めて要求

竹内智子 アクセス  

アメリカ財務省、1年ぶりに日本を為替「監視リスト」の対象に

日本の他、中国や台湾、シンガポール、ドイツなど計7ヶ国・地域を指定

中国には為替政策の運営方法に関する透明性向上を改めて要求

アメリカ財務省は日本を為替「監視リスト」の対象に1年ぶりに再指定した。

20日、アメリカ財務省は半期ごとの外国為替政策報告書を公表したが、今回、日本の他、中国や台湾、マレーシア、シンガポール、ベトナム、ドイツなど計7ヶ国・地域を「監視リスト」の対象とした。

アメリカ財務省はレポート公表に合わせて、「バイデン政権は、貿易相手国・地域がアメリカへの輸出を増やすため、優越的地位を築くために不正に通貨価値の操作、通貨を安く誘導しようとするなどの試みには強硬に反対する」と明らかにした。

特に中国に対しては、為替政策の運営方法に関する透明性向上を改めて要求し、「中国は為替介入を公表していないため、為替政策の重要な柱において全般的に透明性に欠ける。それが中国を主要国の中でも例外的存在にしており、(アメリカ)財務省の緊密な監視が必要だ」と指摘した。

アメリカの為替操作国・地域の認定は、2015年制定の貿易円滑化・貿易執行法に基づき行われ、大幅な対米貿易黒字、多額の経常黒字、為替介入を継続的かつ一方的に行うなどの3つの基準にはかり、2つに該当すると「監視リスト」に指定される。「監視リスト」に指定されると、通貨を意図的に誘導する為替操作を行っていないか、マクロ経済政策をチェックされるようになる。

現在の評価基準は、△150億ドル(約2兆3,853億円)以上の対米貿易黒字 △国内総生産(GDP)の3%を超える経常黒字 △12ヶ月のうち8ヶ月間にわたってGDPの2%を超えるドル買いを実施するなどだ。日本は今回、大幅な対米貿易黒字と多額の経常黒字という2つの基準に該当した。

日本は2016年以降、継続して「監視リスト」の対象にあり、昨年6月に初めて除外されたが、1年ぶりの再指定となった。しかし、「監視リスト」はあくまでモニタリング対象であり、制裁対象ではない。また、日本以外にも3つの基準すべてに該当し、厳しい制裁が発動される為替操作国に認定された国・地域はなかった。

なお、隣国・韓国は昨年11月に「監視リスト」から除外され、今回も対象外となった。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ローマの悪夢が蘇る」米国NSSが選んだ"生きているうちの縮小"
  • 逆輸入が30年ぶり最高へ――インドが日本車生産の主役に躍り出た“構造転換ショック”
  • トランプ「生活費危機は民主党の詐欺」現実を否定した瞬間、中間選挙の敗北シナリオが動き始めた
  • ネットフリックスがワーナーを720億ドルで丸飲み、ハリウッドが「配信帝国」に屈する日
  • ホワイトハウスが“側近5人内閣”に変質、外交も軍事もわずかなメンバーで回す異常事態
  • 「トランプ、日本の軽に夢中!」米市場参入を後押し…「可愛い、きっと売れる」

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「危険人物ではなかった」16歳黒人少年射殺、サンディエゴ市が“異例の巨額”3000万ドル支払いへ
  • 【強行突破】遮断機が下りた直後、自転車暴走…へし折って逃走した“衝撃映像”に鉄道会社が異例の警鐘
  • ラトビアで「男が消えた」、独身女性が“夫を時間制で借りる”日常へ
  • オーストリア最高峰で恋人死亡、男性が“救助サイン”を出さなかった理由は

こんな記事も読まれています

  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • 「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
  • 「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
  • 「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
  • 「危険人物ではなかった」16歳黒人少年射殺、サンディエゴ市が“異例の巨額”3000万ドル支払いへ
  • 【強行突破】遮断機が下りた直後、自転車暴走…へし折って逃走した“衝撃映像”に鉄道会社が異例の警鐘
  • ラトビアで「男が消えた」、独身女性が“夫を時間制で借りる”日常へ
  • オーストリア最高峰で恋人死亡、男性が“救助サイン”を出さなかった理由は

おすすめニュース

  • 1
    母ワシ、“警告なしの急襲” 雛を狙う大蛇に一撃、崖上で起きた逆転劇

    フォトニュース 

  • 2
    米英の新型ハイブリッドが超音速時代を再起動、マッハ3の壁が崩れる

    トレンド 

  • 3
    掘削孔すべてで金検出“異例の結果”、中国が金市場を揺らす

    トレンド 

  • 4
    「その値段ならたい焼き機が買える」ルイ・ヴィトン新作が物議、文化オマージュか高級商法か

    トレンド 

  • 5
    義兄を30分外に立たせた“理由”、家族の絆が揺らぐ

    トレンド 

話題

  • 1
    「ソース瓶の中に金塊!?」中国で高齢者を狙った投資詐欺、警察の機転で未然に阻止!

    トレンド 

  • 2
    「故人への敬意を欠いている!」ひざ下が埋もれた銅像に遺族激怒、市長の呑気なSNS投稿も波紋

    トレンド 

  • 3
    「種を超えた愛!」母トラに見捨てられた子トラ、ラブラドール犬の母性で命をつなぐ

    トレンド 

  • 4
    「最後まで追いかけて刺した」...マンションの“騒音トラブル”が殺人事件に発展!

    トレンド 

  • 5
    「東京が一瞬で沈黙する地震」政府草案が示した“83兆円の破滅シナリオ”

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]