日本の投資家は米国の金融資産2.5兆ドルを保有…海外投資の半分日本の資金回帰で米国債利回りに追加上昇圧力専門家「大規模な資金回帰はまだ…日銀の追加利上げがカギ」

日本銀行(BOJ)が政策金利を31年ぶりの高水準に引き上げ、追加利上げの可能性を示したことで、グローバル金融市場が注目している。超低金利を避けてアメリカなど海外に流出した膨大な日本資金が国内に戻れば、米国債や株式などグローバル資産市場にかなりの影響を与える可能性があるためだ。
18日(現地時間)ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、日本銀行が、この日、政策金利を1.25%に引き上げたと報じた。1995年以来最高水準だ。
日本の投資家はアメリカの株式や債券など約2兆5,000億ドル(約391兆6,500億円)規模の金融資産を保有している。全海外ポートフォリオ投資資産約5兆ドル(約783兆3,200億円)の半分に相当する。
これまで日本の低金利は資金を海外に押し出す役割を果たしてきた。日本の投資家は、より高い利回りを求めて米国債や欧州債、株式、社債などを大量に購入した。日本の銀行も自国で低金利で資金を調達し、海外で運用して金利差益を得ていた。
しかし、金利上昇で状況が変わる可能性があるとの見方が出ている。自国内の投資利回りが高まれば、海外に投資された資金の一部が日本に戻り、アメリカなどのグローバル金融市場に流入していた日本資金が減少する可能性がある。
GlobalData TS Lombardの新興市場リサーチ責任者、ロリー・グリーン氏は「円という超大型タンカーが方向を変えている」と述べた。
特に米国債市場が影響を受ける可能性がある。アメリカ合衆国財務省によると、日本は世界最大の米国債保有国で、7月末時点で約1兆1,000億ドル(約172兆3,000億円)を保有している。2月には約1兆2,000億ドル(約187兆9,400億円)でピークを迎えた後、減少している。
日本の投資家が米国債への投資を減らせば、債券価格が下落し、国債利回りには追加の上昇圧力がかかる可能性がある。アメリカの10年物国債利回りは最近5%を超えている。日本の10年物国債利回りも約3%に上昇し、1990年代中盤以来の最高水準を示している。
日本の公的年金(GPIF)の動きも注目される。2兆ドル(約313兆2,700億円)を超える資産を運用するGPIFは、過去に資産の約60%を日本国債に投資していたが、10年以上前から海外投資を拡大し、現在日本国債の比重は約4分の1に減少している。
GPIFは現在、約2,400億ドル(約37兆5,900億円)規模の米国債を保有しており、海外株式の中ではNVIDIA、Apple、マイクロソフトを最も多く保有している。
今回の日本銀行の決定は、米連邦準備制度理事会(FRB)が16日に政策金利を引き上げた後に出された。イラン戦争によりエネルギー供給が縮小し、インフレ圧力が高まる中、主要国の金利上昇圧力も高まっている。
ただし、日本資金がすぐに大規模に国内に戻る可能性は高くないとの分析も出ている。日本の金利が上昇しても、アメリカのテクノロジー株や日本よりも高い金利を提供する海外債券の投資魅力が依然として高いためだ。
オックスフォード・エコノミクスのリード・エコノミスト、山口範大氏は「現時点では米国債から日本に大規模な資金が戻るとは予想していない」と述べた。彼は日本銀行が今後政策金利をどこまで引き上げるかがより明確になれば、日本の投資家の本格的な資金移動が見られる可能性があると説明した。

















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