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2025年07月24日木曜日
ホームニュース「シリアを切り刻むな」…トルコ外相がイスラエルを名指しで非難、“軍事介入も辞さず”の構え

「シリアを切り刻むな」…トルコ外相がイスラエルを名指しで非難、“軍事介入も辞さず”の構え

引用:ニューシス
引用:ニューシス

トルコは、シリアの分断工作が試みられた場合、直接介入すると警告した。

ニューシスの報道によれば、現地時間22日、トルコ紙「デイリーサバ」の伝えでは、ハカン・フィダン外相は同日、アンカラでエルサルバドルのアレクサンドラ・ヒル・ティノコ外相との合同記者会見において次のように述べた。

フィダン外相は「イスラエルは自国の立場を守るために、地域を混乱に陥れようとしている」とし、「シリア南部スワイダでの混乱がそれを示している」と指摘した。

さらに「我々はこうした動きは断じて容認できない」と述べ、少数民族であるドゥルーズ族とベドウィン族の衝突は、シリア中央政府による軍事介入によってのみ防止可能であると強調した。

イスラエルは、周辺に安定した国家を望まず、スワイダでの暴力的混乱を利用してシリアを分断しようとしていると主張した。

特に、イスラエルは国際社会および地域諸国による和平努力に逆行し、シリアの安定と安全に向けたあらゆる取り組みを妨害しており、そのためトルコは深刻な影響を最も強く受ける国の一つである。

シリア国内の他の集団にも、緊張の高まりに注意するよう警告を発した。

今月13日には、スワイダにおいてドゥルーズ族とベドウィン族の武装集団間で衝突が発生したため、シリア政府は軍を派遣した。

イスラエルはドゥルーズ族の保護を口実に15日にシリア空爆を開始し、16日には首都ダマスカスの大統領官邸や軍司令部などを攻撃した。

イスラエルとシリアは、米国の仲介により19日に停戦に合意した。

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