ドナルド・トランプ米大統領は、中南米ホンジュラスの大統領選挙を前に、右派候補を公然と支持した。
トランプ米大統領は現地時間26日、SNS『トゥルース・ソーシャル』に「ホンジュラス国民が自由と民主主義のために投票し、ティト・アスフラ氏を大統領に選出することを願う」と投稿した。
ティト・アスフラ氏とは、30日に行われるホンジュラス大統領選挙に出馬したナスリ・アスフラ前テグシガルパ市長の愛称であり、同氏は中道・左派傾向の対立候補2名と争っている。与党候補は、シオマラ・カストロ大統領が率いる自由復興党（LIBRE）のリシ・モンカダ氏であり、もう一人の候補は、大統領選挙出馬のために副大統領を辞任した中道派のサルバドール・ナスララ氏である。
トランプ米大統領は、「ホンジュラスで自由の真の友はティト・アスフラ氏だけだ」と述べ、「彼とともに麻薬テロリストと戦い、ホンジュラス国民に必要な支援を提供できる」と主張した。一方、モンカダ候補については「共産主義者とは協力できない」と距離を置き、ナスラヤ候補については「アスフラ氏の票を削ろうと出馬した『境界線上の共産主義者』」と批判した。
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