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敵国に読まれていた可能性、国防長官の“シグナル送信”が招いた最悪の結末

梶原圭介 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

米国のピート・ヘグセス国防長官が、メッセンジャーアプリ「シグナル(Signal)」で作戦機密を共有し、セキュリティ規則に違反したとの監査結果が出た。Newsisの報道によると、3日(現地時間)のNBCなどは情報筋を引用し、米国防総省監察官室がヘグセス長官の「シグナルゲート」に関する監査報告書でこのような結論を下したと報じたという。

4日に公開される監査報告書は、ヘグセス長官が共有した情報が「機密」と分類されており、敵国がこれを入手した場合、米軍兵士の安全を脅かす可能性があったと評価している。機密解除手続きが適切に処理されたかについては言及されていないという。ただし、個人のデバイスを公務に使用したことは国防総省の方針違反であり、この問題に関連して全職員を対象に教育を実施するよう勧告した。

ヘグセス長官は監察官室の対面調査要請を拒否し、簡単な書面の陳述書を提出したという。当該チャットルームで機密情報を共有したことはないと主張したとされる。報告書はこの主張に同意せず、ヘグセス長官が「原本機密指定権者」として自身の裁量で政府機密を解除する権限を持っていることを明記したという。

今回の監査は、いわゆる「シグナルゲート」として上院軍事委員会が調査を要請したことから行われた。3月、当時国家安全保障担当大統領補佐官だったマイク・ウォルツ氏は、シグナルのチャットルームにある記者を誤って招待した。このチャットルームでJD・ヴァンス副大統領とヘグセス長官を含む国家安全保障の高官たちは、イエメンのフーシ派を対象とした空爆作戦の詳細を議論していた。

ヘグセス長官は空爆に関する具体的な内容をリアルタイムで共有したとされる。この事件を契機にワルツ氏は国家安全保障担当大統領補佐官を解任され、現在は国際連合(UN)駐在の米国大使を務めている。

フォックス・ニュースの司会者出身のヘグセス長官は就任前から資質不足や私生活の論争などで批判されていた。最近では9月にベネズエラの船舶搭乗者全員を射殺するよう命じたとされ、戦争犯罪の疑惑も提起された。トランプ政権がカリブ海でベネズエラに対する軍事的圧力を高める中、作戦を指揮する司令官が任期1年も満たずに早期退任するのはヘグセス長官との不和が原因だという報道もあった。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこの日、国防総省の関係者を引用し、ヘグセス長官が米南方軍司令官のアルビン・ホルジー海軍大将に辞任を求めたことは数か月間の不和の末に出た事実上の解任だと伝えた。ホルジー司令官はカリブ海で麻薬運搬船と疑われる船舶に対する攻撃の合法性について懸念を示し、これはヘグセス長官が解任に踏み切った決定的な契機だったという。

このような論争に対し、ある民主党の下院議員はヘグセス長官に対する弾劾訴追案を推進している。アクシオスによると、民主党のシュリ・タネダー下院議員(ミシガン州)はシグナルゲートとベネズエラ船舶への2次攻撃論争に関連して4日、ヘグセス長官に対する弾劾訴追案を提出する計画だと明らかにした。

ただし、下院のハキーム・ジェフリーズ民主党院内総務(ニューヨーク州)が弾劾の実現可能性を否定したため、民主党内でも支持を得るのは難しい見通しだ。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

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