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トランプ政権、移民一斉摘発を強行 都市が“外出不能”の恐怖に沈む

望月博樹 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

米トランプ政権がルイジアナ州ニューオーリンズとミネソタ州ミネアポリスで大規模な移民摘発作戦を開始した。

Newsisの報道によると、3日(現地時間)のNBCなどの情報で、米国土安全保障省がこの日、ニューオーリンズ作戦に関する声明を発表し、「地方当局の庇護政策のおかげで自由に動き回る外国人犯罪者を標的にしている」と述べたという。住居侵入、武装強盗、車両盗難、強姦の容疑で逮捕された後に釈放された者を含むと声明は説明した。

米連邦捜査局(FBI)は国土安全保障省の移民摘発期間中、連邦捜査官と州警察が「公務員に対する暴行および法執行妨害の試みを抑制するための合同作戦を開始する」と発表した。ルイジアナ州のジェフ・ランドリー知事(共和党)は都市の犯罪率がかなり減少したと述べ、政権の介入を歓迎した。

一部の移民は移民摘発作戦が開始される前から外出を控えるなどの対策を講じていた。あるホンジュラス移民はノティシアス・テレムンドとのインタビューで「逮捕されるのが怖くて2週間出勤もしていない」と述べ、「家に閉じ込められている。私のような人は多い」と伝えた。

あるニューオーリンズの住民は家に閉じこもっている家庭に食料品などを配達しているとし、前夜のサッカー教室には140人中8人しか参加しなかったと述べた。親が移民である子どもたちが多数いるという。

大規模なソマリア系コミュニティがあるミネソタ州ミネアポリスでも摘発作戦が開始されたとみられる。ある高官はNBCにトランプ政権がミネアポリスで作戦を開始したと伝えた。ソマリア移民を特に標的にしているわけではないが、移民法違反と見なされたソマリア系住民は逮捕される可能性があると説明した。

米国のドナルド・トランプ大統領は前日の国務会議でミネソタ州のソマリア系住民に「来た場所に戻るべきだ」と激しく非難した。ソマリア出身のイルハン・オマル下院議員(民主党・ミネソタ州)を「ゴミ」と呼び侮辱した。

前日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、米移民・関税執行局(ICE)が今週ミネソタ州の州都セントポールとミネアポリスで書類不備のソマリア移民を対象に集中摘発作戦を開始する計画だと報じていた。

ミネソタは世界最大規模のソマリア移民社会が形成された場所だ。1990年代初頭に内戦が勃発し、大規模な移民が始まり、ミネソタ州政府と宗教団体が定住を積極的に支援したことで大量に流入した。移民活動家や地域関係者はソマリア出身のミネソタ住民の大半が米国市民権者または合法的な永住権者であると述べている。

望月博樹
defaultjp@kangnamtimesjp.com

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