トランプ「国連総会期間中、中東6カ国の首脳と会いイラン情勢を協議」
イラン大統領が国連出席…「外交的な突破口を開くのは難しい」との分析も

米国のドナルド・トランプ大統領は17日、イランを狙った大規模な軍事作戦を再開するか検討中だとし、国連総会期間中に中東6カ国の首脳から直接意見を聞くと明らかにした。
米国政府がイランのマスウード・ペゼシュキアン大統領とイラン代表団の訪米を認めたことで、トランプ大統領との電撃会談の可能性も取り沙汰されている。
トランプ大統領はこの日、米オンラインメディアのアクシオスとのインタビューで「重大な決断が迫っている。(イラン政権を)攻撃して壊滅させるべきか、それともそうすべきでないかということだ」とし、「重大な決断だ。何が起きてもおかしくない」と述べた。
トランプ大統領はまた、22日に開幕する国連総会を機に中東の友好国と会い、意見を聞く計画だとし、「彼らの立場が何なのか、どうしているのかを知ろうと思う。われわれは彼らを手厚く保護してきた」と述べた。
会合にはサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、バーレーン、クウェート、オマーンが出席する予定だとアクシオスは伝えた。
今回の国連総会にはイラン指導部も出席する。
AP通信などによると、米国務省はイラン代表団と随行員に対する入国ビザを承認したと明らかにした。代表団にはペゼシュキアン大統領とイランのセイエド・アッバス・アラグチ外相が含まれている。ただし、行動範囲は制限されると伝えられている。
海外メディアは、米国が交戦相手国であるイラン代表団の入国を認めたことは異例だと評価した。

このため、トランプ大統領が総会でイラン国内の穏健派であるペゼシュキアン大統領と会うのではないかとの見方が出ている。イラン戦争の当事者と主要関係国がいずれも出席するだけに、6カ月を超えたイラン戦争を終結させる解決策を見いだせるか注目される。
トランプ大統領とペゼシュキアン大統領の国連総会での演説は、それぞれ22日と23日に予定されている。
ただし、両首脳が会っても、明確な立場の違いを確認するだけに終わるとの懐疑論も出ている。
トルコのメディアTRTワールドは、ペゼシュキアン大統領が昨年初めて行った国連総会演説で、米国とイスラエルによる核施設への空爆を「野蛮な侵略であり、外交に対する重大な裏切り」と評価したとして、今年もこうした基調を維持するとみられると予想した。
シンクタンクの国際危機グループ(ICG)のリチャード・ゴーワン国連局長は、ペゼシュキアン大統領が演説で「攻撃的な姿勢を示すと予想される」とし、「現時点では、イランと米国が総会を対立緩和のための外交的機会として活用する兆しは見られない」と述べた。

















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