
ドイツのヒューマノイドロボットスタートアップ、ニューラロボティクス(Neura Robotics)は、家庭や産業現場で活用可能な次世代ロボット「4NE1」を発表した。
「4NE1」の最大の特徴は、卓越した「認知知能(Cognitive Intelligence)」にある。これにより、周囲の環境を自律的に認識・判断し、学学習能力を発揮し、人と物を識別し、状況に応じた行動調整が可能となる。
さらに、「人工皮膚」センサーが搭載され、実際の接触直前に触覚を検知する仕組みが備えているため、安全柵がなくても人との共同作業が可能なコボット(協働ロボット)として利用できる。高さ1.8メートル、最大100kgの荷重、24時間連続稼働が可能な高い性能も魅力である。
ニューラロボティクスは、本製品を消費者が手頃な価格で入手できるよう発売する予定だと述べている。これは、従来の産業用ロボット市場に加えて、家庭用市場への展開を視野に入れた同社の大きなビジョンを示している。
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