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アメリカ、日本の月探査機が同時打ち上げ成功 スペースXロケットで「月面開発競争」新章へ

荒巻俊 アクセス  

引用:ニュース1
引用:ニュース1

15日(現地時間)午前1時12分頃、米国フロリダ州のケネディ宇宙センターでアメリカの宇宙企業「ファイアフライ・エアロスペース」の月探査機「ブルーゴースト」と日本の宇宙企業「アイスペース」の「レジリエンス」を搭載したスペースXのファルコン9ロケットが打ち上げられた。

高さ2m、幅3.5mの「ブルーゴースト」は、月まで約45日間かけて移動し、来年3月2日頃に月の表面東端にある「嵐の海」付近に着陸する予定だ。

「ブルーゴースト」には、地球と月の距離を測定する反射鏡や月の土壌サンプル採取用の真空吸引装置など、10個の機器が搭載されている。2027年に予定される米航空宇宙局(NASA)の有人月探査に先立ち、14日間の科学調査ミッションを遂行する。

シカゴの韓国系非営利文化財団である世宗文化会によると、「ブルーゴースト」には芸術作品を月に送るプロジェクト「ルナ・コーデックス」の一環として、世界の創作者が執筆した詩集「ポラリス・トリロジー」が搭載される。この詩集には韓国の時調(韓国の民族的伝統定型詩)作品も複数含まれているという。

「ブルーゴースト」と同じロケットに搭載される高さ2.3m、幅2.6mの「レジリエンス」は、燃料節約のため月の重力を利用した迂回ルートを取る。これは昨年、月着陸を試みた日本の月探査機「SLIM」が採用した飛行方式でもある。このため、「レジリエンス」は4~5カ月後の来年5~6月頃、月の表面北極付近の「寒冷の海」に着陸する予定だ。

「レジリエンス」には「テナシティ」という高さ26cmの超小型月面探査車が搭載されている。アイスペースはこれを通じて月の土壌サンプルを採取し、着陸地点周辺を探査する見込みだ。アイスペースは2023年春、民間企業として初めて月着陸を試みたが、着陸過程でソフトウェアの不具合が生じたため、失敗している。

世界初の民間月着陸船の記録は米国のインテュイティブ・マシーンズが保持している。同社の無人月着陸船「オデュッセウス」は昨年2月に着陸を果たしている。今回「ブルーゴースト」と「レジリエンス」が月着陸に成功すれば、民間企業としてそれぞれ世界2番目と3番目の快挙となる。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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