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時速約200kmで宇宙から落下した隕石、史上初めて地球に衝突した瞬間を捉える

川田翔平 アクセス  

引用:University of Alberta
引用:University of Alberta
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宇宙から落ちた隕石が地上に衝突する瞬間を捉えた映像と音声が、史上初めて記録された。

16日(現地時間)、アメリカのニューヨーク・タイムズ(NYT)やイギリスのBBCなど複数の海外メディアによると、カナダ東部のプリンスエドワード島にある住宅の前に隕石が落下したという。

昨年7月25日、家主のジョー氏は犬の散歩を終えて自宅に戻った直後、玄関付近で奇妙な衝突跡を発見した。防犯カメラの映像を確認したところ、空から何かが地面に落下し、衝突の際に煙と埃を巻き上げる様子が記録されていた。この物体が落ちた場所には大きなくぼみができていたという。

ジョー氏は玄関前に散らばった灰色の石の粉と埃を集め、カナダのアルバータ大学に所属する隕石専門家クリス・ハード博士に調査を依頼した。その結果、この物体が隕石であることが判明した。

ハード博士は「この物体は地球上に最も多く落下するコンドライトという種類の隕石で、急速に地表に落下して粉々になった」と説明した。また、「隕石が地球に衝突する瞬間が音声と映像で記録されたのは、私の知る限りこれが初めてだ」と述べた。

さらに、博士によれば「この隕石は地表に衝突する前、時速約200kmの速度で落下していた。もし人間に直撃していたら、大きなけがを負う可能性があった」という。

報道によると、カナダ国内でこれまで発見された隕石は69個しかなく、プリンスエドワード島での発見は今回が初めてだ。この隕石の破片は地域名にちなんで「シャーロットタウン隕石」と命名された。

一方、年間約4万トンの隕石が地球に落下しているものの、その多くは海に落ちるため発見は困難だ。そのため、隕石は「宇宙の宝くじ」とも呼ばれ、高い価値が付けられることが多い。

川田翔平
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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